数値が良ければそれでいいんでしょうか?
みなさん、こんにちは。昨日の夕食はグルベス抜きで食後2時間の血糖値を計ってみたら143でした。140を超えてしまいましたが敗因は餃子1個でした。
これを食べなければ130台だったのではないかと思います。
まあ今から焦ってグルベスを敬遠することはなく今朝の食後2時間をグルベス服用で計ってみたら80台でした。
大ざっぱですが私の場合はグルベスを服用すると血糖値を40~60くらい下げるようでそれ以前のノボラビット4単位よりも強力のようです。
ということはご飯を100グラム近く食べても血糖値の上昇分が相殺されるのでご飯を少しは食べることができるという考え方があります。
糖尿病は患者自身のマネジメントが大切になります。血糖値が高血糖にならないことが大切ですが
血糖が問題ない、合併症が起きる可能性が少ない→血糖値が安定している
とはいえると思いますが
血糖値が安定している→血糖が問題ない、合併症が起きる可能性が少ない
ではないのですね
糖尿病が悪化するというのは合併症がひどくなってそお悪い症状が現れるということもありますが膵臓がもっとへろへろになりβ細胞が多く死滅するということになると思います。
食後血糖値が高い場合にはグルコスパイクという現象が起きますが、これが起こっている間でも痛くもかゆくもありません。本当は
うぅぅぅ・・・・グルコスパイクが・・・・・
というような何か自覚症状があればいいのですが何もありません(^_^;)
糖尿人の血糖値の数値は食後
高血糖を起こしていない→血管にストレスを与えていない→血糖値の数値が安定している
という流れになりますが、たんにヘモグロビンA1Cが6としてもNGの場合があります。
低血糖と食後高血糖を繰り返しても6になることがあります。この場合6(正常値の上限は6.2)といっても良いコントロールではばく食後高血糖は起こっているので血管にストレスを与えており膵臓のβ細胞にダメージを与えています。ちなみにヘモグロビンA1Cが6だと平均血糖値は120くらいだそうです。
外来だとドクターはそこまではわからないのでドクターの所見を自分なりに分析する必要があります。
グルベスを服用して血糖値が下がった分をご飯やパンやラーメンを食べるかというと
わざわざ食後高血糖になるような行為をするのは膵臓君に迷惑をかけることになります。
食事をコントロールするというのは自分の膵臓を守っているということになるんですね。
ですからたまにお寿司なんか食べたいと思いますし、ミニストップのおいしいソフトクリーム食べたいと思いますが、自分の膵臓を守るためには食べない方がいいのでわざわざ自分の膵臓にダメージを与えるようなことはしないという感じです。
糖尿人も糖尿人でない人も膵臓君は文句もいわず一生懸命インスリンを出し続けているので大切に労ってあげましょうね。
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