みなさん、こんにちは
株式投資はグローバルマネーがリスクを好むのかリスクを避けているのかによって私達の行動が変わります。これをマクロといいます。
もちろんグローバルマネーがリスクを好めば全体としては株は騰がるでしょうしリスクを避ければ今年の1月とか2月のような土砂降りになるでしょう。
普通はこういうものを直接肌で感じる立場にいない人が多い(もちろん私もそうです)ので自分でそれなりのシグナルを探す必要があります。
例えば天気が晴れだったらマネーはリスクを好むなんていうものがあればその日の天気だけに注目していればいいのです。シグナルは多すぎてもあまり意味がありません。
私はメインのシグナルとサブのシグナルがあればいいと思っています。
また東京市場はニューヨーク市場と無関係ではないのでニューヨーク市場でマネーのリスク回避があるかどうか確認する必要があります。
ニューヨーク市場ではニュースでよく使われるダウ工業株はアテになりません。景気に影響するのは素材や輸送から初動は始まるので、ダウ輸送株指数の傾向が大切です。日本人は25日平均値を大切にしますがアメリカ人は50日平均を大事にするそうで今の数値が50日平均を超えていたら○下回っていたら×です。
昨夜のダウ輸送株指数は8018.55ドルで50日平均は7969ドルなのでこれは○です。
これを構成するユニオンパシフィック鉄道の株価が軟調だというのが気になりますが全体として上昇しているのでまあいいかという感じです。
次に最もリスクを好み臆病なマネーであるジャンクボンドのETFがどうなっているか確認する必要があります。86.28ドルで50日平均は86.68ドルで下回っているので×ですが今のところ若干なのでこれがドンドン下落していくと要注意です。現状はやや警戒です。
東京市場ではリスクを好むマネーのシグナルは東証2部指数です。(日経ダウではありません)昨日は4636円で25日平均は4500円くらいなのでこれは○です。幸い上昇基調になっています。
ニュースをみるとアメリカはもうダメだとか暴落がくるぞという人もいますがシグナルをみる限り死角はありません。暴落はないとはいえませんが暴落の前触れとしてこれらのシグナルが暗転します。
これらが下がってきたら要注意です。
シグナルではピンポイントに暴落はいつくるか、上昇はいつくるかということは当てられませんが安全か危険が迫っているのはを知るにはいい数値です。
株式投資をする人はこれらは毎日チェックしておいたほうがいいです。
暗転したらポジションを縮小したほうがいいですね。
今回挙げたもので気になるのはジャンクボンドのETFが冴えないのですがこれが即50日平均を上回れば良し、さらに下放れすれば警戒ということになるでしょう。
サブとしては
ドル円 円安が好ましい
ユーロドル ユーロ安が好ましい
金価格 下落が好ましい
アメリカ10年国債利回り 現状は上昇が好ましい
でしょう。
こっちも金が上昇しているのが気になりますが決定的に暗転のシグナルは出ていません。
当面コワイのは11月の2週目ですね。大統領選とSQがあるので下がりやすいですが11月はどうでしょうか・・・
ちなみにどんなにもっともらしいことをいっても未来が分かる人は(多分)いないと思います。
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