2012.05.05

痛ましいですね~

みなさん、こんにちは。
今はシニアー世代では登山がブームになっているそうです。

今日みたいな天候は心地よく色々なところに出かけたくなりますね。
今日のニュースではシニアー世代が登山で遭難し7人が亡くなったそうです。

また服装も軽装だったそうです。

確かに地上では雪なんか降らないでしょうし、せいぜい天候が急変しても雨が降る
くらいですが山では地上では想像できないくらい激しく変化します。

私は山登りの経験はないのですがそれでも一時期仕事で富士吉田(富士山の麓の街
です)に行ったことがありますが標高が約800メートルで気温は平地とかなり差が
あります。

天候が変化しなくとも山頂は地上と比べてかなり気温が低いので服装には注意が
必要ですし、登山の場合は準備をちゃんとしておかないと命を落としかねません。

亡くなった方々にはお気の毒ですが、やはり無知は罪というか・・・・

周りの人に迷惑をかけるだけではなく、残された家族の方々に大きな悲しみを
残すことになりますよね。

いくらレジャーといっても知らないところにいくわけですから、ある程度の準備と
情報収集とお勉強が命を守ります。

レジャーで命を落とすことはしたくないですね~

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2007.10.06

500万円作れますか?

みなさん、こんばんは。以前ナニワ金融道の青木雄二氏が書いていた本に独立したいのであれば種銭を500万円作れる能力があれば独立しても成功する可能性が高いけど500万円作れなかったら独立するのはあきらめたほうがよいと書いてありました。

たしかに独立する場合、それが個人形態であろうが法人形態であろうが一定の開業資金というものが必要になります。それは事務所を借りたり人を雇ったり市場を調査したりと売上よりも出費が先行しますし100万円や200万円くらいだとあっという間になくなってしまうでしょう。

その意味では500万円というのは良い金額だと思います。この500万円は借りて調達するのではなく種銭ですから自分の資金でなければなりません。作る年数は特に決まってはいません。自分が独立して何かしたいということであればそれを実行するために必要なまずお金をなんとかしなければならずその程度のお金を自分自身で作れない人はおそらく事業も失敗するでしょう。

また、仮に事業に失敗しても借りたお金であればその後が大変になりますが自分のお金ですからダメージは最小限ですみますからね。

え・・・・・お前はどうかって?
そういうからには500万円作って独立したんだろうな・・・って?

いや~私の場合はニャハハハハハ(^_^;)

私の場合は置いてですね・・・・

この500万円というのは簡単に容易できる金額ではありませんが絶対に無理という金額でもありません。自分が独立できるかどうかというリトマス紙として判断してみるのもいいかもしれませんね。

PS

フリーランスのバイブルはナニワ金融道とゴルゴ13です(^_^;)
これがあれば他は何もいらないしどうやったら独立できるかなどというHOW TOものも必要ありません。事業者としてもノウハウがたくさん詰まった本だと思います。

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2006.08.16

朝の朝食、一番ベストみたいな・・・(^_^;)

みなさん、こんにちは。まだまだ熱い岐阜の裏金問題ですが、裏金のうち1000万円が使途不明だそうです。

使途不明な裏金・・・・・って(^_^;)

裏金という言葉そのものがアヤシイのに、さらに使途不明というアヤシイ言葉が加わっています

現在調査チームが調査をしており「私的流用が認められれば刑事告発する」そうですが、それ以前に税金を裏金にしたこと自体が刑事告発に値するのではないかと思います。

裏金自体は認められるわけではありませんが、自分のお金だったらまだ理解できますが、県民が納めた税金ですから、自分のお金ではありません。他人のお金を勝手に隠しただけで

ドロボウ

と全く変わりませんからね~

疑問に思うのは裏金はいま公表されているだけなのでしょうか?

この部分は実はダミーで実際は他に本命の裏金(^_^;)があったりしたらどうなるんでしょうね。

使途不明な裏金
本命の裏金
ダミーの裏金
朝の朝食
一番ベスト

色々な日本語があるものですね~

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2006.07.15

地獄をみる人たち

みなさん、こんにちは。ようやく異常事態といわれるゼロ金利が解除されました。他人から何かを借りる時にはコストが必要ですが今までは銀行が日銀からお金を借りても金利がかかりませんでした。まあこれは銀行の体制を安定させるための措置ですが、もっというと銀行のヘボイ経営を救済するためだったわけです。ところがここまで救済してもらっても姿を消す金融機関もありいかにヘボヘボな経営だったよくわかります。これに資本注入とかあったわけですから、これで経営が正常に戻らなかったらアホといわれてもしょうがないと思います。まあ、銀行サイドは一段落というところでしょうか。

ところがこの銀行救済の政策は借りての企業からみると非常に安いコストでお金を借りることができました。この安い金利が5年以上続きました。最初は安いコストと実感しても段々とこれが当たり前だと思ってきました。

キチンとした企業はキチンと資金繰りをして、金利が安いからといってむやみにお金を借りない姿勢でしたがヘボヘボな企業は杜撰な借入をしていました。そこで今回の動きで金利が普通の水準に戻ってくるでしょう。最初は0.25%くらいの借入金利の上昇だと思いますが段々とこの杜撰な借入が首を絞めるようになります。

まあ言い換えるといままではハードルが下がっていましたがこれから段々とハードルが高くなってくるでしょう。ハードルが下がっていた時にはしゃいでいた人たちの会社ゴッコはもうできなくなるでしょう。

株を持っている人は、投資先の借入金残高、在庫残高、不良資産を決算短信などで確認しておいたほうがいいでしょう。これだけでも会社ゴッコをやっているところはわかりますからね~(^_^;)



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2006.05.07

アンバランス・バランス

みなさん、こんにちは。仕事をオン、プライベートをオフとするとこのオンとオフをどうバランスさせていくのかが重要になります。本当はず~~っとオフだったら好きなことばかりやると思うので問題ないのですが、やはり生きていくためには働いてお金を稼がなくてはなりません。ではお金が欲しいからといって、全てオンにしたら短期間にはお金は稼げるかもしれませんがきっと早死にしたり(^_^;)、病気になったりするでしょう。

ところが自分自身の経験ですが、実際に大人をやってみてオンとオフのバランスが絶妙で忙しいけど充実感があり、疲れるとオフでプライベートを満喫することができるということはあまりありません。どちらかに偏ってしまいます。

仕事したいけど仕事がない・・・・オフ>オン
仕事がどんどんきて休みがないオフ<オン

こんな感じでしょうか・・・・・

ところが、これに加えて私達が抱えるそれぞれ固有の事情というのがあります。

例えば

住宅を買ったのでローンを返済していかなければならない
子供の教育費がこれからかかる
オーディオを買っちゃった(^_^;)<それはお前だろっ!

などお金が必要な時期というのはあります。この時には意識的にバランスを崩すというか

オフ<オン

にすることもありかもしれませんね。ポイントは「いつのまにか」ではなく「意識的に」ということですね。

不本意ながらのオフ>オンも嫌ですが(^_^;)、実はオフ<オンの状態を意識的に実現しても、いくつかのことを自覚していないとかえってひどい目にあってしまいます。

自分のことをよく知らなければいけません。例えば自分の能力を考えて、最大年間どのくらいまで働けて、どのくらいの収入を得る可能性があるのかということです。例えば通常は年間100を得ることができますが、実際の収入は150だったとします。

これは嬉しいことでしょうか?

この状態はたしかに意識的にアンバランスな状態にしていますが、かなり異常なケースで喜ぶどころか、長期間に渡って続けられないでしょう。限界と現在の状況がちょっと仕事過多なのか、そうとう異常なのかを自分自身で判断しなければなりません。ところが自分自身を知らないと、150の収入のみに着目して自分のランクが上がったと勘違いすることが少なくありません。ここで勘違いしたら・・・・・・多分パンクするのは時間の問題でしょう。

自分自身を知るということは自分を救うことになります。

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2006.04.22

エーアイ出版

みなさん、こんばんは。実は私はパソコン雑誌のライターをしていた時期がありました(^_^;)まだWindowとかインターネットという言葉が一般的でなかったDOS時代の話です。当時はロータス1-2-3、一太郎が二大ソフトで、定価がそれぞれ98,000円,58,000円でパソコン本体が30万円(メモリーは640K)でした。当時は私もアセンブラー(仕事に役立つか不明ですが(^_^;))をマスターしようという意欲があったり、マシン語でゲームでも作ったろうか・・・と燃えていました。

当時のパソコン雑誌は数が多くしかも広告が多いのでアスキーとかI/Oとは死ぬほど厚かったでした。おそらく雑誌の半分以上は広告だったと記憶しています。

当時のエーアイ出版の社長は公認会計士の資格を持っている人で、打ち合わせで何度か行きましたが打ち合わせそっちのけで全然関係ない話を2時間くらいしていました。私も話し好きなので時間を忘れて話し込んでいました。

また、エーアイ出版からロータス1-2-3の単行本も出したことがあります。当時は私はロータス1-2-3は全然わからなかったのでまさに自分がロータス1-2-3を習得するプロセスをそのまま第一部の初級編で書いたことがありました(笑)

またある時には、単行本の締め切りと、月刊誌2本の締め切りが重なった上に本業で名古屋に出張しなければならなった時があり、一時的ですが売れっ子の気分も味わいました(笑)

その後エーアイ出版は業績があまりよろしくなかったようで、一時期はジャスダックスに上場するという話もあったのですが、それが果たせずに去年の秋に合併により消滅してしまいました。

私のほうはしばらく雑誌から離れ本業のコンサルティングに励んだり時々今は亡き(^_^;)パソコン批評という本で期間限定で連載などをして現在に至ります。

まあ、今は出版とは関係はないのですが、時の流れを感じます。

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2006.04.20

バカな大人多いですね(^_^;)

みなさん、こんばんは。木村建設、イーホームズ、ヒューザなどの事件を見ると率直にバカな大人だな~と思いますし、何を考えて生きているのかな~とまで思います。

木村建設は粉飾決算、イーホームズは資本金まで偽装していた(^_^;)、ヒューザは・・・もうちょっと待ちましょう

などとネットニュースを見ていたら、同じくらいトホホな話がありました。荒川静香選手が金メダルをとって話題になりましたが、彼女達を支えるスケート連盟の不透明さがまさに明暗というか光と影というか・・・・・

フィギアースケートのスターが集結して行われたアイスショーの利益を連盟の会計にいれずに強化部長達が手元の保管していたそうです。普通はこういうお金は経費を差し引いて
即座に連盟に入金しなければならないのは通常の知能のレベルがある人であれば誰でも理解できることだと思いますが330万円の剰余金(利益ですね)が、これを入金していませんでした。

理由はこの強化部長は「忘れていた」ということだそうです。

また連盟は経理が不透明だということでちょっとドロドロしているようです。ネットのニュースではスケートリンクを経営している理事が、連盟に自分のリンクを1億円で買うように要請したり、あるいはスケートの合宿を自分が経営しているリンクで多くやらせたり・・・・

定期的に

第一問
A子さんはお金を見つけました。

1)交番に届ける
2)お菓子を買っちゃう(^_^;)

第二問
B君はテストで0点とりました。

1)そのままお母さんに見せる
2)100点に粉飾してお母さんをだます



というテストをやったほうがバカな大人達にはいいかもしれません。

もう手遅れかも・・・・・(^_^;)

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2006.01.17

それは罠です(^_^;)

みなさん、こんばんは。大人になって仕事をしてそれなりに稼げるようになると巧妙な罠が仕掛けられます。誰が仕掛けるかわかりませんが、おそらくそれぞれの人生というものが私達が日常的に営むプロセスの中の巡り会いの中でチャンスを与えてくれたり、罠を仕掛けてくれたりするようです。ここである人が登場します。仮にAさんとしましょう。

Aさんはかなりのキャリアがあるフリーランスで、一生懸命に働いてきました。その甲斐あって収入も生活に追われることないレベルになり、心に余裕が出てきました。ちょうど山登りをしていてふと下を見るとかなりの高さまで登っていることが実感できるという感じでしょうか・・・

Aさんは4人家族で仕事場と生活空間が同じ場所で決して狭い住居ではありませんが仕事の資料が多くなってきてなんとか整理したいと思っていました。仕事は忙しいけど経済的には順調です。

そのうちにAさんの隣の部屋が売りに出されました。値段はAさんの年収からすると無理な金額ではなくAさんは自身の貯蓄額と年収を考えると

買ってもいいかな~

と思いました。集合住宅で隣の部屋も自分のものになればこんなに使い勝手の良いスペースはありません。Aさんは家族に相談しました。

隣も買えば仕事の資料も整理することができるし、もっと広い空間を使えるので快適になると思うんだよね~。値段もまあ安いしこれを買ってもうちの経済を圧迫することもないし・・・

家族は全員賛成でした。家族もAさんのビジネスが順調であることを理解しておりこのくらいの買い物は家計を圧迫しないという考えでした。

Aさんは買う気満々になりました。ただ知り合いのフィナンシャルアドバイザーのBさんにこのことを相談しました。

まあ誰がどう考えても反対する理由はないよな~と思いつつ念のためにBさんに相談しようと思いました。というのはBさんはいわゆる「空気を読む」ことに対して独特の感性がある人でかつてBさんに見捨てられた会社は悲惨な末路を辿るというくらい「空気を読む」ことに長けていました。

Bさんの口から出た言葉は意外なものでした・・・・

Aさん、あなたの仕事減るかもしれないね~

え~、何でそういうこというんだ!!!

いや、なんとなく・・・・俺はこれはあなたの人生が仕掛けた罠だと思うんだよね~
Aさんさぁ、その隣の部屋ってどうしてもないとダメなの?

いや~どうしてもってことないけどさぁ~

じゃあ絶対必要なものではないんだね~

そういわれてみると・・・

絶対に必要ではないものを大金を出して買おうというのはあなたの仕事の対する驕りがあるからそういう発想になると思うんだよね~、多分買った後悲惨になると思うよ~

う~~~ん、そうかな~

とりあえず、今回はパスした方がいいと思うよ~、そうそうもしこれをパスしてこの後も絶妙の物件が出てきたら間違いなくこれは「罠」だよ~

Aさんは納得しないまま、「絶対に必要なものではない」という部分にも引っかかりを感じつつ今回の物件はパスしました。その後隣の部屋は他の人が購入し、引っ越しの挨拶をされた頃にAさんの奥さんがAさんに

ねえねえ、今度引っ越さない?

どうしてだい?

私の知り合いが引っ越すのでそこが売りにでていて、条件もいいし、それほど高くない・・

奥さんからこの話を聞いてAさんはBさんの話を思い出し戦慄しました。

これは罠だ・・・・・

結局Aさんは全く動きませんでした。その後Aさんの仕事の状況はクライアントの状況が変わり結果的に仕事が減りました。Bさんのいうことはよく当たる(笑)

もっともAさんは

仕事が減ったけど食えないわけではないので、空いた時間はいままで自分のために使えなかったので自分のために使おうと思っておりむしろラッキー

と考えているようです。

もし、あの時に物件を買っていたら・・・・・・

と思うとラッキーとは思えないでしょうね。

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2005.12.28

プロの環境

みなさん、こんにちは。姉歯元建築士の一件はプロの仕事の環境ということを考えさせられました。専門家というのはその部分ではシロウトには及びもつかないスキルを持ちそれが故に社会から信頼を受けるものですが、それは仕事の環境が揃っていての話になります。たとえば私がある会社の顧問税理士(仕事が会計に近いコンサルティングなのでこんな例しか思いつきません(^_^;))でクライアントはこの会社一件だけでそこからの収入で全ての私の生活をまかなっているとします。クライアントは税金を払いたくないので脱税を企てています。

クロワッサンさん、なんとか税金を払わないようにしたんだけど、あんたどういう意味かわかるよね~、税理士はあんただけじゃないんだよ・・・

はっきり脱税の依頼ではありませんが、言葉にはそういうことが含まれています。

私はこれを断ると年間1千万円の収入(あくまでも仮の話ですからね(^_^;))が一瞬に失われています。私には病気の妻と受験生の子供がいます(あくまでも家庭ではなく仮定の話ですからね(^_^;)←しつこいぞ!)

多分私が脱税の申告書を作っても、この会社はクロワッサンには脱税しろなんて依頼はしていない、彼が勝手にやったんだろう・・・・

という展開になるのは目に見えています。

それでも、私の環境が上記のようだったら断る自信は正直いってありません。

では私の環境がこれ以外のクライアントが10社ほどあり、1社からそれぞれ1千万づつの報酬を得ていたらどうでしょうか?(あくまでも仮定の話ですからね・・・・(^_^;))こういう場合だとこんな脱税を要求してくるような会社はちょっとな・・・・私の収入が1千万減るのはイタイけどこんなこと引き受けたら、法律違反を税の専門家がしてしまうことになるし・・・・今日でこんな変な会社辞めちゃおうっと・・・・・・(^_^;)

という決断が何のためらいもなくできます。空いた時間は音楽でも聴けます(笑)

自分自身が本来行うべき決断を何のためらいもなくできるようにするには自分自身でビジネスの環境を構築することが必要ですね。

少なくとも、収入の全てを特定の一社に依存しているというのはいろんな面で大きなリスクがあることを姉歯氏の例で再認識しました。

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2005.09.15

カネボウの公認会計士

みなさん、こんにちは。カネボウの粉飾決算事件で決算書を監査していた中央青山監査法人というところの公認会計士が逮捕されました。監査というのは例えば私が会社を経営していて、利益が10出たとします。これを私自身がいくら声を大にして、

俺の会社は利益が10あるんだ!

などといってもイマイチ説得力がありません。ところがこういう決算書をチェック(監査)する資格を持つ人が私の決算書をチェックして

クロワッサンさんの会社の決算書はたしかに利益が10あります。

といったらどうでしょうか?私の決算書の信頼性が増しますよね。もし、私の会社が株式を公開していたらやはり監査をしてもらって、利益が10で正しいです・・・という監査報告書を出してもらうと投資家は

そうか、クロワッサンが社長の会社はいいかもしれないな~、じゃあ投資しようか・・・・

みたいな感じになりますね。

ところが、私の会社はとんでもない赤字でどうしょうもないのに決算書では利益を10無理矢理計上して、それを監査する人も実際はものすごい赤字なのに、

この会社は利益が10あります

などとウソの監査報告書を出したらどうなるでしょうか?

私の決算書の結果を信じて投資してくれた投資家を欺くことになりますよね。特にカネボウは国民の税金を投入して救済しようとしていたのですから、これは会社と公認会計士は大きな背信行為をしたことになります。法律のプロが法律を悪用したり、会計や税務のプロがそれらの知識を悪用した場合には相当重い罪になります。

カネボウの会計士は現在は刑事責任を追及されていますが、当然にこの後は損害賠償責任を追及する民事もあります。また監査法人は法律的には合名会社になりますからこの民事責任はカネボウに関わった公認会計士だけではなく、他の無限責任社員(監査法人では代表社員というようです)も等しくその責任を負うことになります。

こういう専門家にはDue professional care(正当な注意)というものが要求されるのですが、それを果たさない代償は場合によっては自分の一生と引き替えになりますね。

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