2020.05.20

暴落の時

みなさん、こんにちは

まだあれから2カ月しか経っていないんですね。

あれって何かというと日米の暴落です。最近の暴落はリーマンショックといわれていますがその当時は投資をやっていなかったので

よく知りませんでした。暴落って頭で考えるとここでたくさん買えば相場は最終的に元に戻るのでじゃんじゃん買えばいいと思います。

ところが実際に暴落の場にいると異常な事の連続で呆然とするしかありませんでした。

 

暴落は米国だけではなく日本も一緒に起こりましたので私は二重に暴落の中にいたことになります。

人間の正常な判断を阻害する要因として欲と恐怖と狼狽が挙げられます。

狼狽はしませんでしたが資本主義が終わりになるのではないかくらいの恐怖は感じました。というのは米国ではあまり下がりすぎるとサーキットブレイカーというのが発動して取引が停止します。3月に本格的な暴落が起こりNYダウが1000ドルとか2000ドルとかの下げが珍しくない状態でした。このときに買いポジションを持っていた人はかなり含み損を持ったのではないかと思いますしネットではかなりのノイズが多かったです。

 

 

NYダウが2月12日に2956ドルで30000ドルを意識しているレベルから3月23日の18213ドルまであっという間でした。日経平均は2月6日の23995円から3月19日の16358円まで急降下でこの辺りはシカゴ日経平均先物は16000ギリギリまで下がりました。

 

日経平均は10000円割れる、ドル円は100円割れる、NYダウは15000ドル割れる

 

というような根拠のないノイズが多くそれが余計投資を狼狽させるのではないかと思います。

 

こういうときはノイズをまき散らす輩が何故か湧いてきますね~

 

私も全力ではないですが暴落の時に少し買いポジションを持っていたのですが株価が下がっても会社の本質そのものが毀損しているわけではないということで何もしませんでしたしポジションは見ませんでした。暴落時に含み損がどのくらいあったのかわからないのですが(笑)おそらく30%くらいあったと思います。

 

一番酷い時は信用で買っていた投資家が追加で担保を入れることができずに強制決済だったりヘッジファンドに解約が出てそのために

換金売りがあったりと異常が重なってまさに身の凍るような下げが起こりました。

 

こういう時はどうしたらいいのかというのはわかりませんが企業の本質的な価値が毀損していなければ何もしない、気にしないのが一番いいと思います。なるべくフルポジションの投資は避けるようにしたほうがいいかもしれません。

全力で投資しているときに暴落が来るとどうしようもありません。

 

この手の暴落は10年に一度くらいはあっても不思議ではないようですから常に余裕をもってポジション管理をしたほうがいいですよね~

 

 

 

 

 

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2020.03.14

狼狽しないことが大事です。

みなさん、こんにちは。

2月後半から日本とアメリカ(他の国は知りませんが)は暴力的な下げが続いています。日経平均は2月25日の22,949円から昨日の終わり値が17,431円でした。NYダウ工業株指数は2月24日の28,602ドルから昨日は23,185ドル(昨日は1000ドルくらい戻しました)

 

相場の不安定を示すアメリカのVIX指数は昨日は18下がって58でした。まさに相場がびっくりして口から心臓が飛び出している状態が続きます。VIXは15以下がノーマル、20超える辺りが心臓ドキドキで30を超えたら口から心臓が飛び出すレベルで今はかなりヤバイです。リーマンの時は90を超えていたそうですから今回のショックは経済的背景は違いますがVIXの数字だけみるとリーマンに匹敵するみたいです。

 

かなりダメージを食らった人が多いのではないでしょうか。買いポジションを持っている人は逃げ遅れた人が多いと思います。

 

人間の心理としてなぜこういうことが起こったのかということとどうすればいいのかということが思いつくと思います。

 

ちなみに空売りした人は天国のような気持ちだと思いますので空売りには触れません。

何故起こったのかということは諸説ありますし後にならないとわからないと思います。私が勝手に思うのはコロナの影響で企業決算が

悪化することを恐れた売りが売りを呼んだということです。この場合株はキャッシュで買っている人は耐えられると思いますが信用などで

買っている人は強制決済とか良い子が知らない酷い目に遭います。売りたくなくても処分せざるを得ないという状況の人が多かったのだと

思います。次にOPECでサウジがキレたことにより減産合意で原油価格を維持するということを放棄して増産を始め原油価格が急落したことが

挙げられると思います。他にも理由があるかもしれませんが今の時点で理由を探ってみてもそれほど意味があることとは思えません。

 

この暴落のなかポジションを持っていた人はすぐにロスを回避できて相場から抜け出す方法はないと思いますが一番やってはいけないことは狼狽して間違った行動をすることです。これを防ぐためには他人の意見に左右されずに自分自身でプランを練ってその通りに動くことです。この

場合プランはプランA(読みが当たった場合)とプランB(読みが外れた場合)を用意しておく必要があります。

 

例えばアメリカ株はコロナで下がっても原油が急落しても需要そのものはなくならないし経済も一時的に落ち込むけれども最終的に

回復すると考えるのかそうではなく景気減退にさしかかりしばらくは活況を望むことはできないという対照的な見方があります。これは

どっちが正しいのか今の時点では誰もわかりません。

 

YouTubeの動画をみると日経平均は10,000円まで下がり為替は1ドル=100円割れるという人もいますがそうなるかどうか誰にも

分かりませんし分かる人はいません。

 

あるいは株は今は底値なのでここをじっくりと買い下がれば報われるという人もいれば底がどこか分からないのにこれらのやり方はリスクが

あるので反転してから参加するという考え方もあります。

 

その場その場で他人の言うことに右往左往することなく自分自身の方針に従って淡々と行動するのが吉だと思います。

 

 

 

 

 

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2020.02.29

息してる?

みなさん、こんにちは。

不安定な日本株を横目にNY市場はずっと堅調で強かったでした。先週後半くらいに頭が重い感じがしましたが

今週月曜日に日本が休日の時にNYのダウ工業株指数は1000ドル下がりました。このくらい下がるとびっくりする以外ないです。

ここで止まると思っていた人が多いと思いますが先週は毎日が暴落日でした。普通は日経平均は200円、NYは200ドル下げても大幅下落になりますが500円、500ドルの下げなんかかわいいくらい爆下げの連続でした。これだけ暴落が続いたことは経験がありませんし今後長い期間語り継がれる日になるでしょう。日経平均、NYダウが一週間で10%以上下げたと思います。

 

買いポジションを持っている人は下げが急で強烈すぎてあっというまに多くの含み損を抱え込んだか、ロスを承知で手仕舞いした人が多かったのではないかと思います。今耐えている人はかなり大きな含み損を抱えて祈るだけしかできないと思います。

 

この下げは空売りが多く関わっているので買いポジションを持っている人はショートカバーで空売りした人が丸焼けになることを願うのみです。

ネットをみるとこんな暴落に遭いました。含み損が死ぬほどあります。どうしたらいいですか?

 

というようなものをみかけます。投資の原則は未来がわからない中で闘うということになるので闘いの判断を他人に委ねるということは

避けなければなりません。過去にも日経平均が1000円、NYが1000ドル安はあったので起こる起こらないは別にしてこうなったら

自分はどうするのはを考えておく必要があります。正解はありません。

 

下げで買い増しする

手仕舞いする

ナイフが地面に落ちるのを確認してから買い増しする

 

などがありますがどの方法もメリットデメリットがあります。メリットだらけの方法はありません。

祈ることはしないほうがいいです。

株式投資に一番大切なことは資金管理につきると思います。結果論になりますがこういうときにフルインベストメントはヤバイというか

資金管理がヘボかったということになります。資金管理をタイトにやればこの暴落でもロスを食らわないですみますし、あるいは空売りで

利益を挙げることができるかもしれません。

 

理想は空売りで利益を得て、その資金で相場が反転したら買いを行いここでも利益を得るということになります。

 

これで息が止まることなく退場しないで生き残ってください。

昨日はジャングボンドETFは暴落気味だったですが少しだけ戻しました。

米国10年債利回りは1.13%でした。株が売られて安全資産の米国国債が買われたということになります。

 

ただしNYダウ先物は100ドル以上戻しているしシカゴ日経平均先物は21,150円(先物夕場は20,550円)なので月曜日反騰するかも

しれませんが反騰を確認しないで焦って買うとまたやけどするかもしれません。初動を逃がしても確認してから行動するというようにしたほうがいいですね~

 

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2019.10.17

プットコールパリティー

コールオプションを買い思った通り日経平均先物が上昇すると利益が増えますが、よろこんでばかりいられない

ことがあります。例えば権利行使価格20,000円のコールオプションを買い日経平均先物が21,000円になったとすると

オプションの値段が値上がりし利益がでます。この利益を実現させようとすれば手仕舞いすればいいだけで今の

オプションの値段で売れば利益がでて終わりです。

 

ところがこういう日経平均先物がオプションの権利行使価格を比較的大きく上回る場合(コールの場合ですが)

ディープインザマネーといいます。(以下DIMといいます)

DIMになるとオプションの値段がなかなかつきません。例えばこのときのオプションの適正な値段が100円だと

すると50円で買いたい、200円で売りたいという人はいますがその間がいません。

100円で売るのは非常に難しくなります。

喜んでいるとこういうことになり売れなくなります。

そこでオプションは

コールの買い+プットの買い=先物の買い

という式がありこの例はコールの手仕舞いなので中学生の数学を思い出し

コールの買い=先物の買いープットの買い

となります(移項ですね)

今回はコールの売りなので右辺と左辺にマイナス1をかけて

コールの売り=先物の売り+プットの売り

ということなります。これをプットコールパリティーといいます。

コールの売りとプットの売りは最初に買ったオプションの権利行使価格になるのでこの例だと

権利行使価格が20,000円の時のコールを売り、プットを売り先物を売ればそれぞれ残高は残りますがその後

日経平均先物が騰がろうが下がろうか利益は固定されます。このままのポジションをキープしてSQ日に

強制決済されて終わりということになります。この手法はDIMになりオプションの板が薄い時に有効になります。

オプションをやる場合はプットコールパリティーは覚えておくべき手法だと思います。

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2019.09.28

引き出しを多く持とう

みなさん、こんにちは。

株式投資は相場が上にいくか下にいくかを当てるものであり当たればラッキー、外れればゲゲゲ(^_^;)ということになります。

例えば1000円で株を買ったとします。これが1100円になれば100円の利益になるし900円になれば100円の損失になります。

まず人間は未来を知ることができません。なんとなくこうなりそうだということはわかりますがこれは予測というよりは

思惑になります。

例えば米国10年債の利回りが上昇してきて為替が円安になってくると株は騰がりそうだというのはわかりますが上昇トレンドでも

一方的に未来永劫に騰がり続けるわけではありません。逆に米国10年債利回りが低下して為替が円高になるとこれは株は下がるかな

くらいはわかりますがこれがわかれば必ず勝てるということにはなりません。この程度の知識は資金管理のために有効であると思いますが

それ以上の利用方法は難しです。

 

普通の投資は現金を使って買いから入ります。ところが去年のクリスマスの暴落(これで死ぬような目に遭った人は多いと思いますが(笑))になると持っている銘柄を投げるか耐えた場合は塩漬け漬物石覚悟になります。

まず上昇相場、下落相場の両方で取れるようにしておいたほうがいいです。下落相場で取るには空売りになります。空売りというと怖いイメージがありますが相場が上にいくか下にいくか当てる場合は必ず手仕舞いラインを設定しておく必要があります。

手仕舞いラインの設定は人それぞれでチャートが読めるひとはチャートで設定すればいいと思います。例えば買いの場合は25日平均線を割り込んだら手仕舞いとか25日だとロスが大きいので5日線を割り込んだらとか以前の高値と安値との幅の38.2%以上下落したら手仕舞いとか色々あります。チャートが読めない人は買値から5%下がったら手仕舞いとかいうようなルールが必要で可能であれば株を買ったり空売りしたりしときにその値段で逆指し値をしておくのが必要です。私は投資した後にすぐに逆指し値を入れるようにします。

空売りは違和感ある人がいるかもしれませんがここまでは上にいくか下にいくかを当てる方法です。いくら手仕舞いラインを設定しても例えば休日に

トランプが中国の関税上げてやる!

 

といった場合に翌月曜日は大きく下げる事が予想できますが何もできません。

 

そこで例えばですが1000円で株を買ったとして株の利益を株価が1200円以上になったらそれ以降の利益は諦めるという

ようにすると相場は逆にいったとき損失を緩和できたり限定できたりする方法があります。必ず勝てるとかいう方法はないと思いますが

逆にいったときにあるいは休日にトランプがすごいこといっても損失を限定にする方法があります。

それはオプションと有価証券オプション(通称株オプ)になります。

 

これは次回に続く

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2019.02.02

サンバイオの惨劇

みなさん、こんにちは
株式投資はリスクはあるものの通常は買いたい時に買うことができ売りたい時に売ることができます。これは「通常は」ですが株式はキャッシュと違うのでそうでないケースがありこれが度々あるわけではないですが自分の身に降りかかると恐怖です。
例えばある銘柄に投資をしていてお金が必要になったのでそれを売って換金したいとします。
株式市場は売りたい人と買いたい人の希望価格がマッチングしたところで取引が成立するので売りたい人が非常に多く買いたい人がいなければ値段がつきません。そして値段だけはどんどんと下がっていきます。
自分が持っている株が売りたいけど売ることができずに毎日ズルズルと値段が大きく下がっているというのは恐怖であり毎日自分の資産が大きく毀損しているのを指をくわえて眺めていることになります。
東証マザーズに上場しているサンバイオという創薬ベンチャーの会社があり去年後半からの上昇は素晴らしく去年の出世頭といってもいいと思います。社長も去年経済ニュースにゲストとして出演して再生細胞医療薬品のフェーズ2の臨床試験の段階に入ったということをおっしゃっていました。
マーケットはこの薬に期待をかけサンバイオは赤字の会社にもかかわらずそれまで3,000円台で推移していたものが12,000円まで買われました。
赤字の会社がそんな株価になるなんて・・・・
と今だったら思いますがこの新薬の開発が成功すれば様変わりすると思って投資家が買ったのでしょう。
ところが1月29日マーケットがクローズしてからフェーズ2bの結果主要評価項目を達成できなかったというプレスリリースが流れました。この直前までは株価は11,710円でしたが翌日1月30日からは売り一色になり値段がつきませんでした。これは2月1日まで続いています。
売りたくても売ることができずに11,710円で最低単位の100株買った人でも2月1日は
5,710円でも買い手がつきませんでした。その後のPTS(私設市場)をみるとここからさらに2,000円下がっていたと思います。
仮に2月3日の月曜日に3,710円で売れたとしても11,710円で買った人は80万円の損失になります。
株式投資は自己責任でこれは思惑が今のところ外れた(後で成功して暴騰するかもしれません)ことになり交通事故のようなものです。
これを自分のお金で買っている人はまだいいのですが証券会社からお金を借りて買っている人もかなりいるようです。
この場合サンバイオの株が担保になってお金を借りているのですが、担保価値が下がることになり追加担保でお金を差し入れなければなりません。このためにこのお金を作るために他の持ち株を売ってお金を作って担保に差し入れなければなりません。
これは惨劇といってもいいと思いますがこういうことってありますね。
気をつけてもどうなるものでもないですが大きな利益が取れる可能性があるところに大きなリスクがあるということを承知で突撃するしかないでしょうね。
個人的にはチャートが安定するまで手出し無用で見物している以外はないと思っています。

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2019.01.05

コンピューターは一喜一憂しない

みなさん、こんにちは
今年もよろしくお願いします。
ニューヨーク市場は1月3日は660ドル下げ昨日は746ドル騰げと上下が激しいものがあります。
これってコンピューターのプラグラム売買の結果だと思われます。
プログラム売買は簡単な例では
天気が晴れたら買い、晴れ以外だったら売り
巨人が勝ったら買い、負けたら売り
というように(実際はありえない要素ですが)要素を決めてその通りになったら自動的に
買いをならなかったら売りを発動します。
これが人間だったら恐怖心があったり、もうこのくらい勝ったから今日はこの辺にしておこうというのがありますがプログラムには感情はありませんしもちろん誠意もありません。
従って600ドル下げてもアチャーとか700ドル騰げてもヤッターとかいうことはなく淡々と要素が実現したのかどうかを判断して売買をしています。
そこでこの要素ですがあまり本質的なものはないと思っています。
例えば米中貿易戦争ですがこれは単に関税のかけあいだけではなく米中の覇権争いになっているので関税の問題が決着しただけでは解決しません。
最近は中国は月の裏側にロケットを着陸させてというニュースがあるので米国は心中おだやかではないでしょう。
それでも貿易戦争がいい方向に進んでいるというニュースで買い(あるいは空売りの買い戻し)をやるようです。雇用統計も利上げに関する発言もその要素になっているようです。
東京市場は昨日の大発会は下げ渋ったものの400円以上日経平均は下がりました。
もう底かとかいう話がでてきており日経平均の25日平均よりも7%以上下回っているのでこれは売られすぎだとかいう意見もありますがプログラム売買でこの要素を組み込んでいれば下げ止まるかもしれませんがそれはわかりません。
またこれらの考え方は先物などのデリバティブを利用した場合に当てはまると思いますが原油が下落していてサウジなどが資金繰りが苦しくてそのための換金売りが出るとかなり深刻になると思っています。
まあ目先の値動きに一喜一憂しないのがいいかもしれませんね~

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2018.12.21

止めの一撃

みなさん、こんばんは。
東京市場は10月2日までは堅調でしたがそれ以降は暗転しました。
色々な見方がありますがグローバルマネーが拡大しているときは株は騰がりやすいですしその逆の場合は下がりやすいです。
株式投資をやる人はマネーが拡大しているときは買いポジションを持つのは正しいと思いますが縮小している場合はどんな有望な銘柄があってもいくらトヨタが安くても買いポジションを持つべきではありません。
ではマネーが拡大している場合は
ドル円は円安である
米国10年債利回りが上昇している
ダウ輸送株指数は上昇している
ということで割合簡単に観察できると思います。
逆に縮小している場合は
ドル円は円高である
米国10年債利回りが低下している
ダウ輸送株指数は底をはっている
です。
今は
円高
10年債利回りは低下している
ダウ輸送株指数は下がっていてどうしようもない
状態です。
従ってどんな理由であっても買いポジションをもつべきではありません。
NY市場はダウ工業株指数は今週(昨日までで)1,240ドル下げました。
東京市場の日経平均は今週一週間で1,208円下げました。
東京市場は昨日は日経平均はほぼ600円さげ今日も200円強下げました。
今日の下げが塩漬銘柄もっている人にとって希望を打ち砕く止めの一撃になりました。
これらのマネー縮小に加えてWTI原油が下がっておりサウジあたりがキャッシュほしさに持っている株を換金売りをしたらさらに下がると思っています。
もっとも来週からクリスマス商戦があり年末はアメリカではボーナス資金が投資に回るので株は絶対に騰がらないとは断言することはできませんが、今回の異変はすさまじいものがあります。
結果論ですが10月3日か4日に買いポジション持っている人はロス覚悟で手仕舞いすべきでした。
ロスを出すことを推奨するわけではないですが売るに売れないとどうしょうもなくなってしまいます。
今回の異変で死人がでないことを祈ります。

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2018.11.15

マネーの怯え

みなさん、こんばんは、
今週は日経平均は今日までで446円下げました。冴えませんが毎日が暴落ということではなく東京市場は今日と昨日は終わってみたら小動きでした。では問題ないのかというとそんな
ことはないと思っています。以下は私見なので外れるかもしれません。
まずマネーが何かに怯えているような気がします。
一番株式市場にとって望ましいのがマネーはリスクを好み
国債→株
金→株
というのが望ましいです。
これらは国債価格の下落、金価格の下落という現象になります。
ところが米国10年債価格は11月9日の利回りは3.1884%でしたが今日は3.1177%でした。これは国債の値段が騰がっているということになります。株は下がっているので株から国債に資金が逃げた可能性があります。
またリスクが高いジャングボンドETFというのがありマネーがリスクを好んでいればこの価格は上昇しますが現在低迷中で今年の2月の暴落時の時の値段よりも安くなっています。
ダムが決壊するときには一気に決壊することはなく水がチョロチョロと漏れている間に危険を察知して逃げるものです。
では何に怯えているのかというと私は原油安だと思っています。直近でWTIは1バーレル60ドル割り込みました。これだとサウジがオイルを販売した代金が少なくなり資金繰りが悪化するので資金捻出のために手持ちの株を売るのではないかということでこれが実現すると株式市場はかなりの下げになるのでこれをおそれてまだサウジの換金売りがでる前にマネーを安全な国債や金に逃避させようとしているような気がします。
いずれにしても今は強気一点張りで掉尾の一振を狙ってガンガンといくタイミングではないと思っています。
評論家や証券会社の論客の中には日本の決算はよくその結果EPS(一株当たりの利益)は上がっているはずである。こんなに下げるのはアメリカのとばっちりでおかしいし間違っているという人もいますがおかしかろうが間違っていようが目の前の現実が全てなんですよね~

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2018.10.27

ポジション管理

みなさん、こんにちは
株式市場は10月3日から暗転し昨日までに日経平均で2,900円ほど下げました。
株を買っていないと思われる評論家はそろそろ底が近いとか底の目安とか色々なことをいっていますが信じるも信じないもあなた次第です(^_^;)

最近株式投資って会社を経営するとか通常にビジネスを起こすくらいの
レベルのものだと思うようになりました。気軽に投資しようと思えば参加す
ることはできますがそれでも資本を投下するという感覚が必要だと思って
います。

以下私見です。

株式投資で一番大切なのは何だと思いますか? 銘柄選びですか? 私は売買できる銘柄が2000社以上あるなかで騰がる銘柄など騰がる以前からわかるわけがないと思っています。またこの中で騰げるものを見つけるというのはそれがわかれば魅力的ですがそんなのはないでしょうしあっても公開されるはずはありません。

例えば私たちが会社を経営していてあるビジネスに投資する場合に一か八かという投資はしないでしょうし資金が100しかないのに300とか1000という投資はしないと思いますし100のうちかなりの部分はキャッシュで温存すると思います。

私は銘柄選びは当たらない可能性が高いと思っていますしこんなものに全力投球はできません。ざっとですが私の場合は勝率でいうとせいぜい3割くらいだと思っています。投資のうち7割は負けています。私がヘボかもしれませんが基本的に自分が選んだ銘柄は外れることもあると思っていますし外れる可能性が高いと思っています。それでも3勝10敗でもトータルでプラスになり資産がふえていけばいいと思っています。勝てる時は大きく取り、負ける時は致命的なロスは避けるというのが会社でいうところの経営方針になります。どの投資家にも当てはまるのは資金のポジション管理が一番大事だと思っています。ポジション管理とは投資しているお金のうち今だったら買いのポジションは0でポジションとっても売りのポジションかキャッシュです。投資額の売りのポジションが100%かキャッシュ100%はあり得ると思いますが買いポジション100%はかなり危険な状態だと思っています。逆に10月初めの急落前は堅調でした。この時は買いポジション100%でもいいと思っています。では何を以てポジションを管理する基準とするのかというと私はダウ輸送株指数とジャングボンドETFです。これらがアメリカ人が強きと弱気の境目の50日平均を超えているかどうかです。今は50日はおろか200日も下回っているので買いなんてとんでもないということです。またこれも一つの考え方ですが今は優良株は安いです。例えば昨日の終値でソフトバンクは8,628円、トヨタ6,534円、コマツ2,668円など安いですが私は買ってはいけないと思っています。絶対に騰がらないといいきれませんが今これ買うんだったらキャッシュで持っていたほうがいいと思っています。ポジション管理は大切ですね~

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