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2020.03.14

狼狽しないことが大事です。

みなさん、こんにちは。

2月後半から日本とアメリカ(他の国は知りませんが)は暴力的な下げが続いています。日経平均は2月25日の22,949円から昨日の終わり値が17,431円でした。NYダウ工業株指数は2月24日の28,602ドルから昨日は23,185ドル(昨日は1000ドルくらい戻しました)

 

相場の不安定を示すアメリカのVIX指数は昨日は18下がって58でした。まさに相場がびっくりして口から心臓が飛び出している状態が続きます。VIXは15以下がノーマル、20超える辺りが心臓ドキドキで30を超えたら口から心臓が飛び出すレベルで今はかなりヤバイです。リーマンの時は90を超えていたそうですから今回のショックは経済的背景は違いますがVIXの数字だけみるとリーマンに匹敵するみたいです。

 

かなりダメージを食らった人が多いのではないでしょうか。買いポジションを持っている人は逃げ遅れた人が多いと思います。

 

人間の心理としてなぜこういうことが起こったのかということとどうすればいいのかということが思いつくと思います。

 

ちなみに空売りした人は天国のような気持ちだと思いますので空売りには触れません。

何故起こったのかということは諸説ありますし後にならないとわからないと思います。私が勝手に思うのはコロナの影響で企業決算が

悪化することを恐れた売りが売りを呼んだということです。この場合株はキャッシュで買っている人は耐えられると思いますが信用などで

買っている人は強制決済とか良い子が知らない酷い目に遭います。売りたくなくても処分せざるを得ないという状況の人が多かったのだと

思います。次にOPECでサウジがキレたことにより減産合意で原油価格を維持するということを放棄して増産を始め原油価格が急落したことが

挙げられると思います。他にも理由があるかもしれませんが今の時点で理由を探ってみてもそれほど意味があることとは思えません。

 

この暴落のなかポジションを持っていた人はすぐにロスを回避できて相場から抜け出す方法はないと思いますが一番やってはいけないことは狼狽して間違った行動をすることです。これを防ぐためには他人の意見に左右されずに自分自身でプランを練ってその通りに動くことです。この

場合プランはプランA(読みが当たった場合)とプランB(読みが外れた場合)を用意しておく必要があります。

 

例えばアメリカ株はコロナで下がっても原油が急落しても需要そのものはなくならないし経済も一時的に落ち込むけれども最終的に

回復すると考えるのかそうではなく景気減退にさしかかりしばらくは活況を望むことはできないという対照的な見方があります。これは

どっちが正しいのか今の時点では誰もわかりません。

 

YouTubeの動画をみると日経平均は10,000円まで下がり為替は1ドル=100円割れるという人もいますがそうなるかどうか誰にも

分かりませんし分かる人はいません。

 

あるいは株は今は底値なのでここをじっくりと買い下がれば報われるという人もいれば底がどこか分からないのにこれらのやり方はリスクが

あるので反転してから参加するという考え方もあります。

 

その場その場で他人の言うことに右往左往することなく自分自身の方針に従って淡々と行動するのが吉だと思います。

 

 

 

 

 

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