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2019.07.28

様々な要素

みなさん、こんにちは

オプションはヘッジに有効ですがわかりにくくさせているのにギリシア文字があります。

株や先物は騰がるか下がるかを当てるだけでした。この二者択一でも当てるのは難しいですし当て続けるのはさらに難しいです。

 

オプションは

デルタ

ガンマ

ベガ

セータ

 

というギリシャ文字があり(まだあるようですがこれだけで十分でしょう)

これのどれのリスクを取るのかで投資態度が決まります。

例えばヘッジ目的であれば先物を買った場合は下落に備えてプットオプションを買うというポジションを組むことができますし

オプションそのものの値上がり値下りで闘うこともできます。

 

ギリシア文字を全部説明するのは嫌なのでネットで調べてもらうとして・・・

 

相場が値上がりすると思えばコールを買います。

値下がりすると思えばプットを買います。

 

私見ですが先物を買うよりもコールを買ったほうが安全だと思います。

先物は買った後で下がるといくら損するかわかりませんがコールの買いは買った値段以上に損をすることはありません。

 

またオプションは

 

相場の上昇

相場の下落

だけではなく相場が動かないことでも利益を取ることができます(これはセータの影響です)

セータは時間的な価値が日が経つたびに減少していくことを表します。

例えばデルタは日経平均が1上昇するとオプションがどのくらい変化するのかを表します。

例えばデルタが0.3だとすると日経平均が100円動くとオプションは30円動くということになります。

このデルタのリスクを完全に排除することがポジションで表現することができます。

 

オプションを理解すると必ず利益を挙げられるというものではないですが闘いかたの幅が拡がり

損失を限定した上で取引できるので興味がある方は勉強したほうがいいと思います。

 

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2019.07.26

予想は当たらない

皆さん、こんにちは。

株式投資は90%は負けているそうです。株は騰がったり下がったりする株の方向性に投資します。騰がるか下がるかは二社択一なので

せめて50%の人間は勝っていて残りが負けているのであれば理解できます、

将来騰がると考え株を買場合い読み通り騰がった場合は利益が出ますが将来騰がると思って買ったあとで株が騰がらずに下がるとロスがでます。

負ける人が多いというのはおそらく騰がる下がることの読みが外れることが多いのだと思います。

読みが外れた場合の行動は

 

利益が出るまで売らずにホールドする

すぐ手仕舞いして甘んじて損をうける

しばらくは我慢してホールドして値上がりを期待するが我慢できなくなったら投げる

祈る(笑)

 

くらいだと思います。

 

騰がるか下がるかにベットするのは簡単だと思いますがこれだと外れると厳しいものあるので

ヘッジの方法があるといいですよね。

ヘッジは例えば損失は発生しないけど利益は追求できるという類いのものは残念ながらありません(少なくとも

私は知りません)

 

例えば株を買うとすると値上がりしている限り利益は無限大しかし値下がりしている限り損失も無限大になります。

これが例えば値上がり益は100円以上騰がったら100円を超える値上がり益は諦めるけど損失については

〇〇円以上損はしない

 

というようなものがあればいいと思いませんか?

 

実はあります。

え・・・それな何かって?

オプションです。

 

最初は面倒な感じがしますがこれを勉強すると必勝の聖杯ではないですがある程度

投資の幅が拡がると思います。

 

 

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2019.07.14

いくつかの戦略

みなさん、こんにちは。

最近オプション取引を勉強し始めました。

例えば来週日本株は上昇するという相場観を持ったとします。

この場合は

 

日経平均先物を買って将来の値上がり益を狙うという方法があります。

先週末の日経平均先物は21,570円でした(夕場です)

日経平均が22,000円位までいくかいかなかどうかという相場感だとしてミニを10枚買うとします。

 

もし22,000円までいけば430円の利益になり合計で43万円の利益になります。

これはウマーですが残念ながら必ずこうなるとは限りません。

日経平均が22,000円位まで騰がるかどうかは現時点では誰もわかりません。

こういう思惑は外れる前提で投資行動を計画する必要があります。

NYは強かったですが東京が弱く残念ながら下げてしまうとどうでしょうか・・・

この場合は手仕舞いラインを決めておき例えばこの投資で許容できるロスは20万円だとして(でかいですが)

日経平均が21,370円を割れたら撤退というようにします。

 

これが一つの方法ですが思惑通りにいかなかった場合は損失が限定ではありません。

そこで先物を買うのは怖いのでコールのオプションを買うという戦略があります。

例えば8月満期でこの日経平均に近いオプション(ATMのオプションといいます)の権利行使価格21,625円が250円して

いるのでこれを買います。もっと日経平均から権利行使価格が離れるともっと安くなるのですがそうすると日経平均が変動しても

それほどオプションは変動しないのでできれば日経平均に近い権利行使価格のコールを買います。

250円は実際は25万円必要になりますがコールの売りと組み合わせれば(デビットスプレッドといいます)もっと安くすむようです。

話を簡単にするためにこのコールを250円で買ったとします。

もし思惑が外れて日経平均が下がり続けあるいはどれほど暴落しても投資額の25万円以上のロスを被ることはありません。

先物の買いだと損失を限定することはできないのでこういう投資スタイルも一考の余地があるかもしれません。

 

 

 

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