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2019.01.05

コンピューターは一喜一憂しない

みなさん、こんにちは
今年もよろしくお願いします。
ニューヨーク市場は1月3日は660ドル下げ昨日は746ドル騰げと上下が激しいものがあります。
これってコンピューターのプラグラム売買の結果だと思われます。
プログラム売買は簡単な例では
天気が晴れたら買い、晴れ以外だったら売り
巨人が勝ったら買い、負けたら売り
というように(実際はありえない要素ですが)要素を決めてその通りになったら自動的に
買いをならなかったら売りを発動します。
これが人間だったら恐怖心があったり、もうこのくらい勝ったから今日はこの辺にしておこうというのがありますがプログラムには感情はありませんしもちろん誠意もありません。
従って600ドル下げてもアチャーとか700ドル騰げてもヤッターとかいうことはなく淡々と要素が実現したのかどうかを判断して売買をしています。
そこでこの要素ですがあまり本質的なものはないと思っています。
例えば米中貿易戦争ですがこれは単に関税のかけあいだけではなく米中の覇権争いになっているので関税の問題が決着しただけでは解決しません。
最近は中国は月の裏側にロケットを着陸させてというニュースがあるので米国は心中おだやかではないでしょう。
それでも貿易戦争がいい方向に進んでいるというニュースで買い(あるいは空売りの買い戻し)をやるようです。雇用統計も利上げに関する発言もその要素になっているようです。
東京市場は昨日の大発会は下げ渋ったものの400円以上日経平均は下がりました。
もう底かとかいう話がでてきており日経平均の25日平均よりも7%以上下回っているのでこれは売られすぎだとかいう意見もありますがプログラム売買でこの要素を組み込んでいれば下げ止まるかもしれませんがそれはわかりません。
またこれらの考え方は先物などのデリバティブを利用した場合に当てはまると思いますが原油が下落していてサウジなどが資金繰りが苦しくてそのための換金売りが出るとかなり深刻になると思っています。
まあ目先の値動きに一喜一憂しないのがいいかもしれませんね~

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