色々心配なことがあります
みなさん、こんにちは
東京市場は昨日がSQで無事に通過したようです。2月は月初から爆下げにみまわれ2月14日は日経平均はなんと200日平均を割り込んで20950円まで下がりました。下がる直前は株屋のみなさんがテレビなどで日経平均は25000円は堅いなどといっていましたし25000円という数字はそう無茶な数字ではないと思っていましたが冷や水どころか絶対零度の氷を投げつけられたようなものです。1月23日は日経平均は24,120円だったのでこの下げはかなり強烈で大きな損失を被った投資家は少なくないと思われます。
株の場合はこの2月14日の20,950円から上昇しますがこれで底を打ったわけではなくこの上昇の後打ち返しがあり下がります。この下げが20,950円以上で止まれば20,950円が底だったねということになりますが3月3日は20,937円までさがり二番底どころか一番底はどこだという感じになりました。しかも3月9日はSQなので今週が一番株が下がりやすいタイミングでした。
今みると20,950円が20,937円になったらといってどうってことないじゃんですが既に200日平均を割れているので下がった値段よりもどこまで下がって一番底をつけるか(試すか)という恐怖がありました。
こういう時はお金と時間が無限にある人は突っ込み買いしてもいいのかもしれませんが私のような零細な微粒子のような人はこんなことをしてはいけません。個人的には3月8日から(騰げ幅は物足りませんが)落ちついてきたと思っています。昨日のNYは堅調でダウ工業株440ドル高、ダウ輸送株指数は274ドル高、ジャングボンドETF指数は0.36%高なので一安心という気がします。
またアメリカでは税の還付金が入ってきているのでこれらが株式市場に投入されると基本的に騰がる方向になると個人的に考えています。
ではそれでいいのかというとそう簡単ではありません。
実は個人的にですが日経平均が騰がる(指数が騰がるといういいかたをします)相場って好きではありません。
例えば日経平均が爆騰げします。日経平均先物の夕場は340円高だったので月曜日はよほど突発的なことがない限り(例えば北朝鮮はアメリカとの会談をする予定がないとか決裂したというような類ですね)このくらいは騰がるでしょう。ではどんなものを買っても利益がでるかというと・・・・
日経平均は225種類の銘柄の騰げ下げを反映します。もっというと
ファーストリテーリング
ファナック
東京エレクトロン
ソフトバンク
トヨタ
などの日本企業の重鎮の面々の株価が大きく影響します。私は基本的に日経平均に連動する銘柄は今回の暴落のようなことがあるのであまり魅力を感じません(優良な会社であることは認めますが) もし日経平均に連動しているいわゆる優良株に多く投資していた投資家はかなりの痛手を被ったはずです。
指数が騰がるとこういう銘柄に資金が集中してしまい中小型への銘柄が売られることがありますのでポートフォーリオを見直しする必要があります。
楽観的なとらえ方ですが、先月暴落でやんちゃなファンドはかなり投資を整理して売りたくても売り崩すだけの力はないということになり、昨日のSQで持分はチャラになったので来週からどうしようか・・・・という状態なのでしょう。
以下私見ですが(外れるかもしれませんが)
暴落させる力はない
ここからは売り叩くよりも買って値上げを期待したほうが利益を得ることができる
税の還付金が控えているのでこれは好材料
ですが
物色の対象が日経平均に連動する銘柄とか景気敏感株になるかもしれない
です。これは想像なのであまり決め打ちするのは危ないので月曜日に様子をみてから物色が変わったのかまだ同じ中小型なのかを判断する必要があります。
騰がっても下がっても心配事って尽きないものですね~(^_^;)
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