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2018.02.11

換金売り

みなさん、こんにちは
先週は大きな下げが2発あり、もう株価終わりかとか悲観的な情報が流れました。この下げが経済的な欠陥がある下げたのであれば相場全体が下げに転じても不思議ではないのですがそうなのでしょうか。

私は自分なりの結論は換金売りが重なった結果下げた

と思っています。企業決算は好調でこれだけみると株が下がる理由はありません。

では換金売りってなんで換金売りが起こったのかなのですが米国10年国債の利回りの上昇です。
IMFが想定している経済成長率は2.6%(うろ覚えですが)ですが利回りが2.6%を上回ったということです。
国債の利回りが上昇するというのは国債の価格が下がることなので以前から国債に投資している機関投資家は持っている国債の値段が下がるということになり損失が発生します。そこでこの損失と株に投資している利益を出して相殺するために株を売ったということです。これだと国債の利回りが2.6%前後で安定すればこの部分は収まると思っています。

アメリカで恐怖指数というのがあり、これのインバースETFがあります。簡単にいうと恐怖指数が低い時はVIX指数インバースのETN(以下ETN)は安定しますがVIX指数インバースのETFは指数が騰がると(株が暴落すると騰がります)このの値段は下がるという仕組みの商品です。これがなんと150ドルから5ドルに急落しました。この損を補填するために株を売ったということがあります。

後はサウジの売りがあったとか色々な理由や憶測があると思いますが基本は換金売りが原因だと思っています。従ってこれをきっかけに相場は低迷するというのでなく換金売りが終われば元に戻る可能性が高いと考えます。

ではいくらで止まるのかいつ止まるのか・・・・そんなこと私がわかるわけありません(^_^;)

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