バブルの頃
みなさん、こんにちは
バブルというと1989年頃がその状態で当時は日経平均は最低50,000円はいくだろうといわれ、株だけではなく土地とゴルフ会員権は狂喜乱舞しました。
今はかつての金融相場から企業の業績を評価して堅調な日が続くというバブルではありませんがこのままいくとバブルになり最後に暴落で終焉を迎えると思っています。ただ終焉を迎えるといってもバブルの期間は即終わりということではなくしばらくの間続きますしその間は国民全員の金銭感覚が変になり真面目に働くのがばからしいような感じになってきて夢をみます。
金融相場は経済の回復はまだ本格的ではなく低金利を材料に相場が騰がるケースでこの場合は金利があが得ると株は下がりました。業績相場は企業の業績が順調になるとその分適正なコストを負担することになり金利が上昇して株も騰がります。いまここです。
当時は投資などめもくれなかったので細かいデータはありませんが雑感という形で・・・・
当然ですが株は騰がります。日経平均の史上最高値は89年12月の38,957円でした。この時はこの値段は通過点で当然に50,000円行くと思っていたでしょうし証券会社は顧客を煽っていました。ところか当時は相当お金が余っていたようで余ったお金は不動産、ゴルフ会員権に向かいこれらが暴騰しました。
土地なんてそれほど大きく値段が動かないですが当時は午前中買ったら午後に値上がりしていたということがありました。
ゴルフの会員権はどんなヘボイゴルフ場でも最低1000万円はしていました。
これらを買ったのは一部のお金持ちではなく普通の人でした。
当時銀行が5000万円くらいのローン(金利9%くらいでした)を提案してゴルフ会員権をこのローンで買うといいですよ・・・
という感じです。ゴルフ会員権は直ぐに値上がりするので5000万円は1年経てば最低でも6000万円になります。これをローンで買うと実質資金の自己負担なしで一年で1000万円儲かります・・・・
というのが殺し文句になります。
自分の身の回りの人をみても普段投資なんてやらない人が株でもうけて車買ったという人が続出でした。
今回もバブルに突入したらこういう光景をみるでしょう。銀行はバブルの後処理で死にそうな目に遭ったはずですが教訓は活かせるのでしょうか?
ちなみに祭の後はみじめなものでこの後日本は失った20年とか30年とかいわれて長い間不良債権処理に苦しみデフレに苦しみます。
ローンでゴルフ会員権を買った一般人はゴルフ会員権が値下がりを続け借入金を返済することできずに、貸した銀行も回収担当者で気が変になった人いたようです。
バブルの間は夢一杯ですが後がみじめなのでバブルになったら見ているだけにしましょう(笑)
一応バブルの目安ですが短期金利が長期金利よりも高くなったら警戒です。
先週金曜日は
アメリカ10年債利回りは2.5465% 2年債利回りは2.0021%と2年はついに2%超えてきました。
この両者の推移は観測していたほうがいいでしょうね。
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