チャンスピンチチャンス?
みなさん、こんにちは
ここ数日の東京市場が冴えないのを横目にアメリカは好調です。
中には暴落がくるぞ・・・とか行っている人もいますが根拠を示して欲しいと思っています。
私のように素人でも素人なりの相場観があります。
今は(市場関係者は足下とかいう言い方をしますが)アメリカの減税法案の状況次第で騰がったり下がったりですが昨日は減税法案がなんとかなりそうなのでNYは騰がりました。よくニュースに出てくる指標で
NYダウ 24,651ドル(143ドル高)
ナスダック総合6937ポイント 80ポイント高)
S&P500 2676ポイント(24ポイント高)
です。報道などではやされると騰がった!強いと思いがちですがこれだけみていたら間違います。
NYダウ輸送株指数10,393ドル(65ドル高)
ジャングボンドETF 87.21ポイント(0.01%高)
です。
アメリカ10年債利回りが少し下がり気味なのが気に入りませんがシグナル的には堅調といってもいいと思います。
では減税法案が可決される目処がつきこれだけシグナルが強力だったらイケイケドンドンでいいのでしょうか。
こういう良い状況である場合はネガティブなことも考えておく必要があります。北朝鮮リスク、中東リスクなどはありますがこれは私が考えてもよくわからないのでパス(^_^;)
まずは来週辺りからアメリカの市場関係者がクリスマス休暇を取りますから来週以降騰がるかどうかわかりませんが大量に取引が出来て全体的に株価が騰がるということは期待できません。そこで来年以降期待できそうなものを今のうちにつばをつける程度なので全体が騰がるというよりも騰がる銘柄は騰がるというようなことになるでしょう
個人投資家の損益通算の売り圧力が年内にあります。株式投資で含み損がある銘柄を実現させて税金を減らそうとする動きです。これは安い銘柄ほどたたき売られる可能性があるので値頃感で買うとさらに地獄を見ることがあります。またNYですが減税法案が通過すると富裕層は減税にならなく増税になる部分があるそうです。こういう人は年内に売ると思いますがNYではこの売りも吸収しているのでしょう。
一番怖いのは減税案が確定した場合のファンドの利益確定です。去年のトランブラリーからファンドは利益を積み上げておりこれの実現を減税案が通るまでガマンしていたケースがあります。これが雪崩打って利益確定してくると状況によっては恐怖を伴う下げになる場合があります。
というのがヘボイ素人が考えるネガティブな内容です。
ではポジティブなことは・・・もちろんあります。
来年2月-5月まで個人の税の還付金(これはアメリカの場合です)がファンドに入ってくるのでこれが投資について大きな援軍になるということです。
ざっとした感じでいうと1月は下げる可能性があり2月以降5月までは投資可能期間という認識です。
1月にポジションでパンパン(フルインベストメント)にしておくとリスクがあると思っています。
それ以降は来年はアメリカの中間選挙があるのでわかりません(^_^;)
基本的に東京市場はNY次第でNYがダメなら終わりだという認識です。なので一見関係ないと思われるNYの状況は見ておく必要があります。
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