先憂後楽
みなさん、こんにちは。
日本人の個人投資家って逆張りがしみついているみたいです。逆張りというのは今騰がっているのはいずれ下がるのでこういうのは買わないで今下がって底をはっているようなものを買うというイメージです。
株価がじゃんじゃん騰がっている時は
そんなに騰がるなんておかしい
ということで手持ちを売ったり空売りをかけたりします。
逆に海外の投資家は順張りが多く逆張りの逆で強いトレンドのものを徹底的に追っかけるというものです。
11月に入ってからも空売りが多く一番空売り比率が低くて38%、ほぼ半分は40%を超えています。
株式投資のベテランは空売り比率が40%というのは異様に高いそうです。
11月は9日-15日はかなり下がりましたが16日以降は20日を除いて続伸です。
これはもう下がるだろうということで空売りした投資家が売っても売っても下がりません。
空売りした人が一番嫌なことは株価が騰がることなので今日はリラックスできない連休になっているでしょう。
では誰が空売りしているのかというと個人です。
毎週発表される投資主体別売買状況という資料があり9月15日の週から11月10日の週までずっと大きく売り越しています。これらは想像ですが日本の個人投資家です。
日本は今苦労しているが後で楽になるという発想がありこの発想というかDNAのために逆張りが好きな投資家が多いのではないかと思っています。
最近は大手のヘッジファンドはコンピュータを駆使したプログラム売買という手法ととっています。
人間が判断するとこれだけ騰がったら後は下がるかも・・・という気持ちが湧いてきますがプログラム売買はあるシグナルが発生し続けている限りそれを続けますからもう騰がってきたからということで下がるかも・・・という発想はありません。買いのシグナルが発生している限り永遠に買い続けるので一方通行になりやすいです。
個人的には逆張りは止めたほうがいいと思うんですけどね~
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