2つのシナリオ
みなさん、こんにちは
どんなに偉そうなことをいっても未来のことは想像は出来ますがズバリ当てることはできません。
特に株式投資はどんな理屈をいっても騰がるか下がるかだけです。
騰げにベットした人は騰げるとハッピーだし下げにベットした人は下げたらハッピーです。
ところが必ず自分の思うとおりになりません。
このところ日経平均は爆騰げの連続ではありませんがジリジリと何日も騰がり続けています。
そろそろ一服するだろう
というのは誰も思いますがこの後暴落がくるとかいう人もいるみたいです。
人間には残念ながら未来を当てる能力はないのですが、それでも良いパターンと悪いパターンという二つのシナリオを常に頭の中に入れておかなければなりません。
良いシナリオはアメリカの10年国債の利回りが順調に上昇しつづけ円安になり日本の株価が史上最高値からの下洛の半値戻しを達成することができ年末までじり高が続く・・・です。
この根拠は外国の投資家はまだ日本株に投資している割合が低いのこれから買ってくるだろうということです。
もう一つは空売りした日本人投資家が多くこれらが手仕舞いをしない限り相場は下がらないというものです。
これらは個人的にはそう無茶苦茶な話ではないと思います。
悪いシナリオはヘッジファンドの利益確定がまだ出ていないのでこれからアメリカの悪材料を切っ掛けに利益確定売りがでてくる。
トランプの外遊後に北朝鮮の地政学リスクが炸裂する
です。
前者はそれなりのシグナルがあるので何となく分かるような気がします。ドル高、10年国債の利回り低下がそのシグナルの異変でしょう。
地政学リスクは開戦の時は相場が下がりますが開戦後は相場が安定するそうです。
少なくとも今のような時に弱きをいうなんてバカだということではありませんが弱気でもそれなりの論拠が大切でこれを市場関係者がいう場合はその論拠によってはその人の見識が試されます。
騰がる話は誰でも出来ますからね。
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