ファンドの投資対象
みなさん、こんにちは
投資ファンドは投資家からお金を集めてそれを投資しますので当然に私のような個人でやっている
零細投資家とは資金量が桁違いになります。その中で一定の利益を上げて投資ファンドの会社は報酬を
もらい投資ファンドに出資した投資家は利益を享受するというのが基本的な流れになります。
では投資といっても何に投資するのでしょうか。
わかりやすい例だと株ですが株だけではありません。
通貨
金
債券
商品
も投資の対象になります。
例えばですが、通貨だとユーロを買ってユーロ高になったときに利益が出てこれを手仕舞いして利益確定すると今度はユーロ安になります。私たちはユーロVS円 ドルVS円に目がいきますが大切なのはユーロVSドルです。
今年のユーロドルの動きをみると(投資やる人はユーロドルの動きみないとあかんよ・・・(^_^;))
去年の暮れがイル1.0485ユーロでした。その後ユーロは上昇しつづけて9月8日1.2091ユーロまで上昇しました。投資ファンドは単純計算ですが20%くらいの利益をユーロ投資で上げたことになります。その後ユーロは軟調となり昨日の10月6日は1.1669ユーロまで下落しました。
これに理由を求めるとすれば、アメリカの金融政策はすでに出口を出て金利の上昇を実現しているがヨーロッパは緩和の縮小と語り始めている段階でアメリカよりも遅れているのでユーロがドルに比べて高くなるはずがないというだと思いますがこんな理屈よりもファンドが利益確定したからユーロが下がったということになります。
投資ファンドの決算は10月や11月が多いそうで今年はそれまでに投資してきたものに利益が乗りこの利益を実現したいと考えるのが普通で9月10月というのはこの利益確定が出やすいので利益確定が株に及んだ場合にかなりキツイ下げになります。個人的にはどんなに相場がよくてもこの利益確定がコワイので今はいいけど利益確定がでて相場が突然死することも想定していました。
幸いいまのところは株はこの利益確定は出ていないかあるいは9月前半株は日経平均は下がったのでここで利益確定が出てしまったのかわかりませんが45日ルールというのがあるので機械的に当てはめると10月15日くらいまでに利益確定がでなければその後大きな利益確定はないと思ってもいいかもしれません。
今は北朝鮮の地政学リスクは鳴りを潜めていますがスペインのカタルーニァ州の独立問題が新たな火種になりつつかるかもしれないことを横目でにらみながら異変に備えつつというのが自分のスタンスになります。
このところ日本もNYも騰げすぎているので一休み欲しいと思っていましたが昨日のNYは一服したようで昨日の日経平均先物CMEは50円安でした。
一服するといいと思っています。
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