素人の距離感
みなさん、こんにちは
自分が仕事などで関わっている内容が専門的である場合にそのものに横たわっている前提に疑問を持たずに流れ作業のように進める場合がありますが一度立ち止まって考えるほうがいいと思うことがあります。
私はたまに法人税に関わることがありますが税金についてはそれほど詳しいわけではないだけに素人の距離感があります。
税は政策で決まり必ずしも理論的な部分だけではないのですが自分の中でどうしても受け入れることができないのに留保金課税というものがあります。
留保金課税とは・・・と正確に語り始めると長い無味乾燥なものになるので簡単に触れると企業が稼いだ利益の中でそれをため込むとため込んだ分に更に課税するよ
というものです。この企業とは典型的な例では資本金1億円以上の同族会社ですが同族会社とはとか、留保金課税されるこれ以外のケースがあるので頭が痛くなるので正確ではありませんが資本金1億円以上の会社で利益がでてそれを配当などに回さずため込んだ場合には追加で税金がかかるということにしましょう。
例えばある企業が500稼いだとします。これに25%(本当は利益が年間800万円以下とそれを超える部分で税率が違うのですがここでは考え方だけ説明します)の税率だと125税金を払って終わりなのすが税金を払った後にさらに375残りますがこれをそのままため込むと375にも追加で税金かけますよというのが簡単な留保金課税のイメージです。
また500稼いだという言い方をしていますが損益計算書の利益と税金を課すベースになる課税所得とは必ずしも同じではありません(同じであるということはまずありえません)ので会社の利益を表す時は利益、税金計算のベースを表す時には課税所得という言い方をします。
面倒ですね~
ちなみにこういう変な制度がない国から来た人にこの話をすると
そんなバカな・・・
という顔をして理解できません。最後はそれが
日本の法律だったらしょうがない
です。
非常に変な制度だと思うのですが取扱としてある以上会社が該当する場合には計算しなければなりません。
個人的には留保金課税は早くなくして欲しいと思います。税金は必ずしも理論的に計算されるものではありませんがわけわからない発想で取られるのは嫌ですね~<これが素人の発想です。
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