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2017.08.19

恐怖は音もなく・・・・・

みなさん、こんにちは。
株式相場は今年はトランプ政権の人事が遅れた事が理由でアメリカにおける個人の税の還付が遅れ通常だったら2月~5月の間に行われこの期間は資金的に潤沢なので株価は高く6月以降はファンドの中間決算のポジション縮小があり調整に入り夏はバケーションを取る人が多く市場参加者が少なく、9月10月はファンドの決算に関わるポジション縮小で相場は下がるというイメージでした。サマーラリーがあるかないかどうなんだろう?って感じです。

ところが今年はこれがズレて6月になっても税還付が行われていました。7月にはこれは終わるので資金の援軍はないので相場は持ってもお盆前くらいかななどと漠然と思っていました。

ところがアメリカが思いの外強くサッカーでいう延長戦のようなものが続いているという感覚でした。延長戦ですからサドンデスはあります。

今年の相場で印象的なのは4月の前半が悪かったことです。これは急落はなかったですが全体的に悪くある意味恐怖感を伴わないので気が付いてみたらけっこう損失が膨らんでいたということが多かったと思います。4月は第一週と第二週の合計で日経平均は600円弱下げました。

私が重要視しているダウ輸送株指数は2月17日の9495ドルから今年の3月22日8935ドルまで下げました。

一般的にダウ輸送株指数が先行にこれに遅れて私たちが通常感じる株が騰がるとか下がるとかいう現象が起こるようです。

ちなみに日経平均は3月10日から3月21日まで持ちこたえていました。

いつもそうなるかわかりませんがダウ輸送株が下がったから即株が下がるということではないですがダウ輸送株が下がりある程度時間をおいて株が下がるということは覚悟したほうがよさそうです。

去年の11月からのトランプラリーで積み上がった利益を確定しないとファンドマネージャーはボーナスもらえないので今年はこれから秋口までの間に利益確定が出ると思った方がいいかもしれません。

もちろんこれらを跳ね返して騰がるかもしれませんが、ある程度愉快でない展開も想定しておいたほうがいいかもしれませんね~

現状のダウ輸送株指数は昨日の終値は9095ドルでかろうじて200日平均の上ですが風前の灯火です。ダウ輸送株指数が200日平均を割り込んだのは今年は5月に1度だけありますがこのときは一瞬で戻したので大事に至りませんでした。7月14日の9742ドルからの下げですから厳しいものがありますよね~

未来の事は誰にもわかりませんが悪い事を考えてポジション管理をしたほうがいいかもしれません。

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