ヘボの後講釈(^_^;)
みなさん、こんにちは
今週の東京市場は木曜日になり国が違ったのではないのかと思うほど様変わりしました。
それに加えて金曜日には日経平均2万円をサクッと超えて日経平均先物夕場はやや甘かったのですがそれでも20,140円でした。
ところが私は今週はダメで来週もダメになり、月初の週末のアメリカの雇用統計から翌週末のSQまで株が下がりやすいというアノマリーが炸裂すると思ってずっと警戒していました。警戒とは何をもって警戒というかというとキャッシュ比率です。かなり多くのキャッシュ比率(キャッシュはそれほど多くは持っていませんが(笑))で防戦の状況でした。
マネーの流れの判断というのは難しいですね~(^_^;)
なぜ警戒していたかというと普通は
米国10年債利回りが上昇→円安→東京市場が上昇
というパターンなのですがこの考えも出発点の米国10年債利回りは低いままだったのですね。
これは表面的な読み方だと投資マネーは株から国債に移動しているということになります。
その一方でもっともリスクの高い倒産する可能性が高いジャングボンドのETFの相場は全く下がっておらずマネーは北朝鮮がミサイルを発射しようがなんであろうがリスクを感じていないということになります。
それぞれのシグナルが正反対のことを表しています。
投資マネーがリスク感じていないのであれば国債なんかよりも株式投資に資金を回したほうがいいにきまっているのでこうなると米国10年債ノリ回りは騰がりますがそうではありません。
ここの理由が自分では見つからず、週の前半は円高が続き、10年債利回りは低下したままだっったので強気になることはできませんでした。
ちなみに木曜日からどうして爆騰げになったのか理由はわかりません(知ったところでどうなるわけでもないのですが)
但し10年国債に利回りが低いままであるというのはなんとなくわかるようになりました。
今までは中国が人民元を買い支えるためにアメリカ国債を売ってきたのですがそれがその必要がなくなったので国債を買ってきたので国債の価格が騰がる=利回りが下がるという現象になったということです。これは事実かどうかわかりませんがこれであれば合点がいきます。
この考えだと投資マネーは株から国債に逃げたために利回りが下がった
ということではないのですね。
とりあえず日経平均は2万円を超えたけどこれからイケイケか・・・というとまだ疑問があります。
昨日は日経平均は317円超騰がりましたがその中で
ユニクロ44円
ファナック21円
京セラ16円
TDK12円
がこの317円超の上昇の寄与額です。たった4銘柄で317円超のうち100円近く占めています。
何を買っても騰がるというよりもこの流れに乗ったものでないと難しいでしょうね~
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