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2017.04.09

レポートに書くよと脅かされても・・・・

みなさん、こんにちは
少し前の話になりますが記憶に残る出来事を・・・

ある会社の業績が悪くなりその会社の副社長をやっている当時有名人の顧問会計士や顧問税理士がその会社の財務状況を調査に来たいということで行きがかり上その調査とやらに立ち会うことになりました。

メンバーは会計士1人、税理士2人でした。

自己紹介をする際にこの3人のアプローチが得体のしれないものだったのでいくら税理士とか会計士とかいわれても気持ち悪いので私は自己紹介の時に名前も名乗らずに名刺も渡しませんでした。彼らは私はこの会社の人間だと思ったのでしょう。

会計士がある表を私に差し出しこれを埋めて欲しい

といって表をみると

売掛金
 帳簿価額
 時価

のように資産についての時価を教えて欲しいということでした。

その会計士は

あなた(私のことですね)は知らないだろうけど私と付き合っているアーサーアンダーセン(今は消滅しましたが(笑))ではこうやって帳簿価格と時価を比較してその差額を「あじゃすとめんと」といって修正して・・・・(あじゃすとめんとはAdjustmentです)

と延々と説明を始めました。

この手法はなにもアーサーアンダーセンの専売特許でなく一般的に行われている手法の一つですが時価を今教えて欲しいといってもはいというわけにはいきません。

その会社は多くの不動産をもっており不動産の時価といった場合用途によってはいくつもあります。そのディスカッションもなくいきなり今出して欲しいというのは不可能だしはっきりいって

こいつはバカだ

という私の中の結論になりました。

と今のようなことをいって直ぐには出ないということをいうと

そういう非協力的な態度だとレポートに書くよ

といってきたので無視して(内心は「勝手に書きたいように書けよこのバカヤロウ)

次の話をするために残りの2人の税理士と話しをすすめました。こっちはこの会計士と対照的にまともな質問でした。

普通はこういうのは事前に依頼資料を提出して不動産の場合は相続税評価額で記入してください。時間がかかるので提出可能な時期を教えてもらえますか

というのが正しいアプローチです。

会計士というと会計のプロですがこれは試験で資格を取るので極論すれば合格点さえとればどんなバカでも資格は取れるのですね。

ちなみに今まで色々な会計士みてきましたが彼を超える人はみたことがありませんでした。〔記憶に残る会計士は3人ほどいますが(^_^;))

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