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2017.03.11

そろそろ出てくる狼おじさん達(笑)

みなさん、こんにちは
去年の今頃は東京市場は悲惨の一言でした。1月2月は無慈悲な滑落の連続でこの下げで株式投資を辞めて財産を減らした人はけっこういたのではないでしょうか。今年の東京市場は物足りないものの滑落はしないでいるので個人的には堅調だと思っています。

日経平均の指数に連動した大型の銘柄を狙っていた人はそれほどパフォーマンスは良くないと思いますが日経平均や為替に連動しない中小型の銘柄を狙っていた人はある程度報われていたのではないでしょうか・・・・

NY工業株指数30種は2万ドルを超えその後の達成感どころかしぶとく下落に抵抗している感があります。

アメリカはまだ具体的な話は何も決まっていないトランブ政権のケインズ的な政策に期待を寄せておりしかも2月から4月までは税金の還付があり投資家の懐は潤っています。
また長期金利は順調に上昇しており今のところアメリカは一つを除いて死角はありません。

一つはヘッジファンドの利益確定売りです。これは今年トランプ氏が減税を打ち出しファンドが持っているポジションで利益が乗っているものがあります。去年暮れからのトランプラリーで潤っている部分があるのでしょう。

ところがこれを減税前に売って利益を確定すると減税のメリットを得ることができないので利益確定を伸ばしています。

これがドバッとでると相場は一時的にもかなり下げるでしょうしこの部分の警戒はどんなに強気であっても必要だと思います。

一方我が国は環境的には今は冴えない状況で下がっても仕方ありません。

まず機関投資家が3月決算に向けてポジション整理を進めてこれが売り圧力になります

次に個人の確定申告です。個人投資家が税金を支払うために手持ちの株を売るということがあります。ある銘柄が意味不明な下げをすることがありますがこれは来週の前半まで続く可能性はあると思っています。

この環境で頑強に滑落を拒んでいるのは外人が中小型株に触手を伸ばしているだと思っています。

って私は株式評論家ではないのでこの程度しかいえません。

でですね・・・・・これだけ順調だと

暴落が近い
1929年のブラックマンデーの前夜によく似ている

とか言い出すおじさんが増えてきます。

もちろん暴落は絶対に起こらないとは断言できませんがこういうことをいう人は明確な根拠を示して欲しいです。

例えば今あるシグナルが点灯しておりこれがダムの蟻の一穴になっておりこれがでると・・・・・・

的なものですね。

ヨーロッパの政治不安は暴落の可能性がありますがこれはまだ起きていません。

これをいうのであれば小惑星が地球に衝突して株式市場は崩壊して・・・・

というレベルの議論になります。

暴落があるかどうかわかりませんがアメリカでは5月には税還付が終わり資金の援軍がなくなりますし、このタイミングでファンドの利益確定がでてくるかもしれません。

これは兆候ではなくわからない未来を前提にしているので今の段階ではホラとあまり変わりません。

ダウ輸送株指数とジャングボンドETF指数が滑落したらその後暴落がきても不思議ではないという程度ですね・・・今言えるのは・・・

但し1929年の暴落はその一ヶ月半後に株価は戻りその後長い上昇期を迎えたそうです。今と1929年は状況が全く違いますから似ているといわれても・・・・(笑)

段々とこういうことをいうおじさんが増えてくるでしょうね~

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