無能の末路(笑)
みなさん、こんにちは
10年以上前の話ですが日本人でも話が通じない人間がいるんだな・・・と思い始めた切っ掛けとなる事がありました。
当時私のクライアントでフランスサイドと日本の会社がそれぞれ出資して合弁会社を作りました。この会社の翌年度の予算とキャッシュフローを作るということでこの日本の会社の財務の人が担当することになりました。
予算とキャッシュフローができてきてそれを見ると髪の毛が逆立ちました。
まず予算ですが月次ベースで作成しているのですが途中の月の工場の人件費がマイナスになっています。
人件費がマイナスって(笑)
ですが実際は前の月に科目を間違って処理してしまいよく月に修正するような場合はマイナスになることはありえます。
ところが予算ですから人件費がマイナスになるなんてことはありません。
当時のこの会社の財務の責任者が来ていたので質問すると
実際の実績を5%アップさせて作っただけだ
というだけでした。
ようするに数字を分析して予算を作ったわけではないので却下(笑)
次にキャッシュフローをみると赤字が1億円以上の予算にもかかわらずキャッシュが1億円増えていました。
これはお金が足りないので借入をしたりするとこういうケースはありえますが借入は増やしていないのでありえません。
私が質問するとこのエライ人は
月次ベースの損益に減価償却費を足して作ったので間違いない!
でした。
テクニカル的にはコイツのいうとおりなのですがこれはイロハのイなので全ての場合に正しいとはいえません。
これ以上の説明がないのでこれも却下でした。
人種が違うのを認識しました。私はこのオウムのように同じ事しか言わないミュータントとこれ以上話す気はなくこのままでフランス側の本社にこれを出したら仰天するでしょうしこんな説明では誰も納得しません。
この会社の財務のレベルをよく理解しました。
その後赤字が続きこのKサイドでリストラを提案してきました。経理は東京でフランスサイドの人がやっていたのですがこの人を切ってなどなど非情なリストラ案でした
これがこの年代のをやぢのやり方か・・・
バカの上塗りだな・・・・
ちなみにここでリストラの対象になった人は真面目でよく仕事をする人だったので直ぐに配置転換できました。
その後時が経ち・・・・・
私のクライアントでこの日本の会社の株主になっている会社がありました。
ここから相談がありこの日本の会社(Kとしましょう)が債務超過になったので減損が必要だと思いますが・・・・
という話を聞いた途端に
まああのバカなKだったらこうなるだろうな・・・・(笑)
債務超過は私流にいえば経営者がバカな証です。
無能が続くと末路は悲惨ですね。
ちなみにKの業績は毎年私は確認していますが今のところ浮上することはできないでしょう(^_^;)
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