何が一番難しいか・・・
みなさん、こんにちは
私は簿記は才能があったようで、大学2年の春から勉強を初めてその年の秋の日商簿記1級合格しました。これは早いほうではないかと思います。高校の時は普通高校だったので簿記なんてやったことなかったので一からのスタートでした。
では才能があったわけですから簡単にスイスイと勉強が進んだかということそうではありません。
今思い出してみると3級と1級の勉強の記憶は残っているのですが2級は全くありません(笑)
何が一番難しかったかというと意外なことに3級が一番苦戦しました。
3級は基礎の基礎で内容自体は難しくはありませんが簿記の初心者にって簿記のルールともいえる仕訳というのがありこれのハードルが高いです。
まず借方、貸方という聞き慣れない言葉あり何が借方で何が貸方なのかを覚える(理解するのではない)必要があります。
資産の増加→借方
資産の減少→貸方
負債の増加→貸方
負債の減少→借方
収益の増加→貸方
収益の減少→借方
費用の増加→借方
費用の減少→貸方
ですがこれを理屈で覚えようとすると混乱しますし借方、貸方に意味を持たせて考えると断念することになります。
また最初の頃は資産って現金って資産だったけ? 売掛金と買掛金の区別が瞬時につかないことがあったり混乱の連続でした。
また仕訳を元帳に転記するという儀式にも大いにハマりました。
こういう掟に近いものはそういうものだととらえるのが吉のようです。この簿記のルールに馴染んだ後は私はそれほど難しくはありませんでした。
でも今は試験の範囲が広くなり受験生は大変だと思います。
繰延税金とか減損とか退職給付会計は私が受験生の頃はなかったですが今の受験生はこれの概念を理解しなければいけないのは大変だと思いますし私が今の受験生だったら半年で1級は無理だと思いますね~
これは簿記だけではないと思いますが導入部分が一番難しいのではないかと思います。
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