赤い靴はこわい
みなさん、こんにちは
グリム童話で赤い靴というものがあります。
これはきれいな赤い靴を履いた主人公に呪いがかかりこれを履いている時は踊り続けることになり靴は脱げないというものです。(その前後もありますがここでは童話の解説ではないので省略)
主人公はこれから免れるために首切り役人に両足首を切断してもらうという凄惨な結果になっています。切断された両足首はそれでもまだ踊り続けていたというお話でした。
ビジネスは失敗するのは嫌ですがうまくいっても問題ないとは限らないと思っています。特にうまくいったときに赤い靴を履いた状態になりやすいです。
最初は不安で始めたビジネスが良い方向に話が回り出しそれに伴い売上も増加していくというプロセスは興奮しますしやりがいがありますし楽しいものです。自分のビジネスが社会から注目されているというのは気分が高揚することがあります。
ところがこの状態が永遠に続くはずがなく体力気力が衰えてきたり仕事もいいけどプライベートも充実させなくては・・・ということで考えが変わり少し速度を緩めようとしても緩めることはできません。それは自分の意志ではどうしようもないこともありますが、他に自分よりももっと若い新鋭が出てきた時には自分がペースを落とすとその新鋭に持って行かれる恐怖心からかもしれません。
止まりたくても止まることができません。
私の勝手な解釈ですが赤い靴の最後の足首切断は自分の大切なものを失ってしまうことを暗示しているような気がします。
日本のことわざで好事魔多しというものがありますが乗っている時は業態拡大でイケイケドンドンではなく自分の足下をみて赤い靴が見えるかどうかチェックしたほうがいいかもしれません。
統計はとっていませんが倒産の原因として業態拡大というのは多いのではないかと思っています。
え・・・・私はどうかって・・・
そんな赤い靴なんて履くわけないっすよ~(笑)
直ぐ近くまで赤い靴に接近したことがありましたが逃げました(^_^;)
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コメント
すいかさん、こんばんは
コメントメルシーです。
今年もよろしくお願いします。
グリム童話(ってもともとコワイ)の赤い靴はこんな感じの話ですし、白雪姫のエンディング(アニメではここまで作成されないようです)も白雪姫をいじめた2人の姉の最後は悲惨でした。これを時々ビジネスの比喩につかうことがありますが、自分の意志で止まれないというのはコワイですね~
投稿: クロワッサン | 2017.01.12 18:55
本年もよろしくおねがいたします。
赤い靴って、こんな怖いおはなしでしたっけ・・・
忘れてました。
歌では、赤い靴はいてた女の子異人さんに連れられて
いっちゃった。ですが、
ずーと、いい爺さんだとおもってました。
いい爺さんって・・・・
投稿: すいか | 2017.01.12 17:07