死屍累々
みなさん、こんばんは
下がるかどうか別にして今週は一番下がりやすい週でした。
イタリアの選挙があり、先週末の雇用統計と今週末のSQがあり本来であれば今日はヘッジファンドのポジション整理のために大荒れになっても不思議ではない日でした。もちろん明日からどうなるかわかりませんが・・・
今日の東証1部の売買金額TOP100で貸借倍率が2倍以上の銘柄は30くらいでした。残りの70は貸借倍率は2倍以下です。
これはどういうことを意味するかというと・・・
株は私のように良い子は自分のお金で買ったりうったりしたりしています中にはお金を借りて買う人と空売りする人がいます。これらは信用取引といって6ヶ月後には必ず決済しなければなりません。
貸借倍率は
空売り÷お金借りて買った株
です
空売りはこれを決済するためには買いもどす必要がありこれは将来の買い圧力になります。
お金を借りて買った株はこれを売って決済するので将来は売り圧力になります。
一つの見方ですが貸借倍率が10とか20とかというように多いというのは将来売り圧力がありあまり騰がりません。
ところが貸借倍率が1とかだと空売りが多いので将来の買いが多いという判断になります。油をしみこませた紙に火がつくような感じになることがあり、今がそんな状態だと思います。
東証一部で一番貸借倍率がヤバイのは大東建託で0.06倍です。
これ空売りした人は息できません。
これは空売りした人が精算しようとして買うとそれがまた値上がりを呼び買いが買いを呼ぶという感じです。
空売りやった人達がポイントになります。
彼らがホッとするのは相場が下がった時でこの場合高く売って安く買いもどして利益を得ますが相場が下がらないと買いもどせません。空売りは株を借りて売るのでこの株が人気かすると株を借りるだけで金利を取られます。
今は空売りした人は完全に首絞められている状態ですし、ここで買いをすることによって手仕舞いするとエライことになります。
空売りした人は今は阿鼻叫喚でしょう。
ではこの後下がるかというとわかりませんが今のところ下がるシグナルは出ていません。今晩のニューヨークが
ダウ輸送株上昇
原油上昇
米国10年債利回り上昇
だったら明日は空売りした人は声も出なくなると思います。
え・・・私はどうかって・・・・
高見の見物です(^_^;)
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