頭打ちの悪寒
みなさん、こんにちは
昨日の東京市場強かったでした。またNYのダウ工業株指数は僅か8ドル安でした。
これだけみると大したことないようですが相場はいいときに悪い時のことを考えていた方がいいようです。(ダウ工業株の指数はあまり役にたちません)
実は気になるポイントがあります。といっても直ぐに暴落が来るとは思っていません。例え話だとダムから水がチョロチョロ漏れているようなイメージでしょうか・・・
まず昨日のダウ輸送株指数は91ドル安の9167ドルでこれは25日平均線を割り込みました。赤信号その1です。ただアメリカ人は日本と違い25日平均にはあまり重きをおいていないようで50日移動平均を重視しているそうです。
50日移動平均は8700ドル辺りなのでまだ余裕があります。50日平均を割るとマズイシグナルになるでしょう。
ジャンクボンド債ETFは昨日は下げなかったものの50日平均ギリギリなのでいわゆる正念場にきているようです。これが下放れて50日平均を割り込むとマズイです。
ドル円は急激な円高になっていないのでまずはセーフって感じです。さらにRSIも逆行していないのでこれも急に円高になる兆候はありません。シカゴ投機筋の持ち高をみると12月6日時点ですが円売りポジションが買ポジションを上回っています。この辺りが最近の円安の原因の一つなのだと思います。このデータは日々公表ではないのですがこれが急速に解消させると円高になるということになりそうです。
原油は微増、金は下落 これは相場にとって都合がいいようです。
米国10年債利回りは横ばいで2.599%
です。これも問題ないと思います。
ということで今のところの傷はダウ輸送株指数とジャンクボンドETFに数字は異変がないかどうかチェックしておいたほうがいいようですね。
昨日の日経平均先物夕場は120円安の19,260円なので月曜日は安い処から始まるでしょうね。
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