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2016.10.09

減損はコワイじょ~

みなさん、こんにちは
来週辺りから第2四半期の決算発表が本格化してきます。先日日本郵船が第二四半期のアナウンスがでました。

それは船舶の減損を1600億円するということでした。まだ結果は発表されていませんが当初の予想とはかけ離れた赤字になると思われます。

減損はあまり聞き慣れない言葉ですがこれに引っかかるとデカイ損失が計上されます。

例えば郵船は船を買いますが船を買ったお金は費用ではなく固定資産に計上され長年にわたって減価償却という方法で少しずつ費用に計上されます。

ところが今の会計ではこの船を使って利益がでていれば問題はないのですがこれを使っても利益が出ない場合はこの船は資産価値はないので価値の減少分を見積もらなければなりません。今回はそれが1600億円だったということになります。

この価値の減少分は特別損失(臨時的かつ巨額なので)になります。

決算を発表する側の企業はこの減損の発生をおそれますが、減損は見積の連続で計算されるのでその計算や検証がむずかしいのですね。

投資したものは企業に収益をもたらすものでない場合はその投資は特別損失になりますからその金額は大きいことが多いです。決算発表の時は減損で特別損失○○億円を計上して赤字・・・ということが何社か出てくるでしょう。場合によっては経営者の責任が追及されることがあります。(これもコワイですね~)

減損を計上するかどうかギリギリの会社の担当者と責任者はツライ休日だと思います。

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