割り切りのフィボナッチ
みなさん、こんにちは
株式投資はどんなに偉そうなことをいっても未来がわかるものではありません。
その中で将来の上昇や下落を期待して投資します。一番避けなければならないことは任天堂を例に出すと2007年11月に73,200円までありました。これはITバブルといわれたときでおそらく当時の任天堂は10万円は通過点という感じがはやされていたのではないかと思います。
その結果73200円が天井になり2007年年末は66,500円まで下がりその後も下がり続け2008年11月には22,000になってしまいます。
自分が買った株が73,200円→22,000円になると夢も希望もありません。
これを100株だけ買ったとするとこの一年で500万円ほどのロスを抱えていまいます。
こうなるのは避けたいですね。
それではいくらで下げ止まるのかいくらまで騰がるのか・・・
そんなこと誰にもわかりません。私も今2007年とか2008年とかのチャートを見ているので冷静に500万円の損失を・・・といえるわけでその渦中にいると任天堂が70000円割ったら70000円に戻ることを夢見てホールドするかもしれません。
株式投資は未来は誰もわからないので自分なりのシグナルを割り切って決めたほうがいいようです。
そこでフィボナッチという考え方があります。わかりやすいように今の株価が10円だとします。これが100円まで騰がりました。
これに投資するかどうかですが明日以降どうなるかわかりません。
そこで割り切りとして、取りあえず買うけども上昇幅の23.6%より下げたら投げるみたいな感じです。この場合は10円から100円ですから上昇幅は90円でこれの23.6%は21円なので79円になったら投げるということです。
フィボナッチの理論はあまり詳しくありませんが下げや騰げの目処を把握するという割り切りになります。下げの場合は上昇から下降に転じた場合上昇幅の23.6%で一旦止まる可能性がある、これを割り込むと38.2%まで下がる可能性がありこれを割り込むと50%下がる可能性があるという考え方です。
もちろん必ずそうなるかどうはわかりませんがこの手法だと7万円で買った任天堂を2万円になってもホールドしているという悲劇をさけることができます。
このキリの悪い数字をフィボナッチリプレイスメントといいます。
逆に下降から上昇に転じる場合の目処は下げ幅の23.6%戻し、ここで止まらずに騰がるのであれば38.2%戻しまである・・・
という感じになります。
下がる時には下げ止まる可能性がるポイント騰がる時には上昇を止められる可能性があるポイントと割り切っておいたほうがいいかもしれません。
とはいうものの必ずそうなるというものではなくあくまでも未来がわからない状況での割り切りということになると思いますが・・・
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