株式投資やっていなくても
みなさん、こんにちは
基本的にグローバルマネーが拡大しているのか縮小しているのかは株式投資などの投資をやっていなくても景気に大きくかかわってくるので関心をもったほうがいいです。
簡単な経済の原則は皆さんご存じだと思います。
お金の供給が増えれば投資額は増える
国債や金への投資が増えれば株式投資などのリスク資産の投資が減り利息や利益を生まなくても安全なものへの投資が増える
に尽きるのではないかと思います。
そんなの新聞読めばわかる
かもしれませんが新聞に出るのは誤りか遅いタイミングででます。
例えば中国の経済危機が話題になっていた時期には中国の債務を保証するための保険料は急上昇していませんでした。これはマーケットは中国の経済危機はあるとは思っていなかったわけで誰かが吹聴していることをそのままニュースにしたのだと思います。
もっとも今まで成長率10%あったのが6%とか7%に鈍化したのが危機だといえるかもしれませんがそれは危機ではありません。
では誰にでも見ることができることでこれらの状況を把握出来るシグナルがあるかといえばあります。あまりニュースなどには出ませんが。
まずマネーの拡大縮小はユーロドルをみます。(ドル円でもユーロ円でもありません)
直近は1.0937でした。比較の貯めに東京市場トドメの一発というくらいに死ぬほど下げた2月12日では1.125でした。単純にいうとこの数値が低くなるほどマネーが拡大しています。従ってこの数値が上昇傾向にあるときは投資はNGでもっているものは損が出ていても手仕舞いしないともっと酷い目に遭います。
金は高くなると株式投資などのリスク投資から資金が逃げるということなのでマネーの縮小ではありませんがリスクがある投資が危ない局面があります。金の価格はリスク投資という意味では下げればいいようです。(但しバブルは別なのでそれはその時に考えればいいでしょう)
奇っ怪なのは国債なのですが今は株式相場は落ち着いており日本の国債価格は最高畝付近で高止まりしています。10年国債の利回りは下値横ばいになります。これはあまり仕組みは詳しくないのですが外国人投資家が通貨スワップ(通貨を交換)してドルを円に換えて日本の国債を買っているということが原因のようです。日本ではマイナス金利といわれますが、スワップするときにプレミアムが発生して利益が出るようでマイナス金利でも損はしないそうです。
従って
ユーロドルの数値が大きくなる
金が騰がる
国債が騰がる(利回りが低下する)
と3つの条件が長期にわたって実現する場合は株が下がるだけではなく経済そのものが後退していまうということになります。
またある国の経済危機が話題になる時はCDSという指標をみるとよくわかります。
2月11日150やや超えるくらいでしたが今は126でなだらかに下がっており落ち着いています。中国危機はマーケットではあることになっていません。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=CCHIN1U5%3AIND
ちなみに安全といわれる日本のCDSは15くらいです。
ドイツが低いながらの最近は急上昇しています。2月はじめは10以下でしたが
今は24です。
CDSは高いほど経済的にヤバイ国ということになります。
CDSは200を超えたら要注意、400を超えたら危険だそうです。
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