光が・・・・
みなさん、こんにちは
東京市場は火曜日から下落が続いており今年初めの下げの連続を思い出します。
また昨日はネットで株式の解説を聞いたのですがわかった人とわかっていない人とが同じ専門家と称して解説をします。
例えば昨日の終値は日銀がマイナス金利を打ち出す前の水準に戻った(日経ダウベース)日銀がカードを切ったにもかかわらずダウは日銀がカードを切る前に戻ったのでもう日銀は打つ手はない・・・
日本株はもっと下がる(暴落する)
という感じですね。これが正しいかいい加減かわかりませんが、日経ダウ=市場全体ではありません。例えば昨日は日経ダウが225円下がりました;。率にして1.3%の下落です。でも東証に上場している会社の株価が全て1.3%下がったわけではありません。
日経ダウのマイナスの寄与率をみると
ファーストリテーリング31.77
TDK 19.22
日東電工11.69
でこの3銘柄で225円下落のうち70円強を占めています。
たしかにユーロドルは1.1を超えてきておりジリジリと1.1をはみ出ています。これはマネーの流れからするとよろしくはありません。
でも最近はディープシクリカルというカテゴリが健闘しています。
昨日は非鉄、金属、機械のカテゴリーに属する物が健闘しています。
たしかに指数は4日間連続下げて日本株大暴落説をいう輩が増えてきましたがはっきりと根拠を示して欲しいですね。リーマンにチャートが似ている程度では(笑)
景気が本格的に上昇する場合に原油や非鉄などの相場が上昇し輸送費が上昇するというプロセスになりますが今はこの初動の兆しが観察できるのではないでしょうか。
また日銀はもう打つ手はない・・といっている人は(別に日銀の肩を持つわけではありませんが)マイナス金利の意味がわからないのでしょう。
これは日本国債などに投資しても利益は上がらずに株式などに投資せざるを得ない状況を日銀が作っただと考えています。ただ問題は政府の政策がまだ出ていないのですね。
道を日銀が作ってもここを走るものを政府がまだ出していません。
また米国のダウ輸送株が昨日は下がりましたが一昨日は3%以上の爆騰げです。
現在は75日平均線にタッチした感じです。
ダウ輸送株ってくらいですから物流に関係します。
来週から東京相場はどうなるかわかりませんがお先真っ暗ということではないでしょう。
ネットニュースなどで専門家といわれる人達が暴落とか言い出すタイミングって底に近いのではないでしょうか。買う買わないは別にして非鉄、鉄鋼、機械あたりのいわゆるディープシクリカルというものを注目したほうがいいような気がします。
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