安堵とリスク
みなさん、こんにちは
先日のアメリカのFOMCで連銀は12月に利上げする方向で決断したようです。マーケットがもっとも嫌うのはどういう方向かわからないということなのでこれは良いことだと思います。
まだ決めていないと
世界景気減速
というキーワードがマーケットを駆け巡りヘッジファンドの売り仕掛けの対象になってしまいます。ヘッジファンドの今年のパフォーマンスは好ましくないので隙あらば売りということを虎視眈々と狙っていると思います。
ということで12月に米国金利が上昇すると、正常な形に戻ったということになり経済の基本的なものが安定するのではないかと思いますしヘッジファンドの売り仕掛けはできなくなります。
これは安堵の材料です。
ところが我が国ではあの郵政の上場があります。11月4日です。当局はこの上場を失敗させないようにする(中国みたいですね(笑))ので何が何でも騰げ相場を演出するでしょうしここで下げを仕掛けた証券会社などには制裁を加えるでしょう(^_^;)
でこの上場まではいいのですがその後が問題になります。
日本の株式市場のアノマリーでは月初1週目のアメリカの雇用統計までは高く、翌週末のSQ日までの間に反落するというのがあります。この反落のタイミングと郵政上場の祭りの後が近いのでこの辺りは気をつけたほうがいいかもしれません。
株式市場というのは摩訶不思議なもので昨日はオカモトという株が100円以上下げました。この株は目立ちませんがかなり強い株でしたがなぜか昨日急落でした。その理由として挙げられているのは
中国は一人っ子政策を止めるので避妊具が売れなくなるのでオカモトの製品は売れなくなるということだそうです。
え・・・そんなことでこんなに下がるの?
って感じです。
オカモトは男性用の避妊具で有名(笑)ですが事業のウエートからすると
産業用製品が56.5%、生活用品(避妊具の部分ですね)が39.2%なので
メインではないのですね。
昨日はオカモトはメチャクチャでした(笑)
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