どうなると最悪か・・・・
みなさん、こんばんは
株式市場は中国の景気減退を口実にしたヘッジファンドの売り込みで爆下げしましたが昨日辺りから戻っています。これはおそらく新たな買いが入ったというよりのヘッジのファンドの売り込みの買い戻し(ショートカバー)によるものだと思われます。
ということで
よっしああああ
トヨタ
キャノン
などの国際優良株はこれからジャンジャン騰がるかというとまだ早いかもしれません。
(アメリカの利上げ時期が決まればわかりませんが・・・・)
ちなみに中国の景気減退がなんちゃらかんちゃらという評論家は信じないほうがいいです(笑)
中国は実態は別にして習近平が株を下げさせないので力ずくでなんとかするでしょうし減速といってもまだ高い水準を維持しているみたいです。仮にGDPの成長率が7%なんてウソで実質は4%くらいだったとしてもこれでも高いですよね。
何が騰がるのか何を買ったら儲かるのかというのは私はわかりませんが、少なくともこうなるとヤバイというか株を買うのは止めたほうがいいという現象があります。
まず投資をする人は資金を調達します。この場合金利が安いところから調達して投資します。今金利が安いところはユーロと日本になります。これでお金を借りてドルで投資します。ということはこの段階ではユーロと円は売られドルが買われるということになります。
この場合は信用膨張→投資資金の拡大
ということになります。
ところがもう投資はいいや~
借りたお金返そう
ということになるとドルを引き上げ、それを円かユーロに換えて返済します。
となると円高、ユーロ高になります。
株を買ってもいい状態はドル円、ドルユーロを見るのが基本です。
東京市場の株は日本人だけが売買しているわけではなくグローバルマネーが投資の対象としてしていますが為替は無視できません。
個人的な感覚ですが1ドルは120円以上の円安、ユーロドルが1.1とか1.2とかだったら
投資を考えても問題なと思いますが、逆に1ドル110円とか100円、1ユーロが1ドル
だったら投資は止めたほうがいいです。どんなに有望な投資対象でもマネーそのものが
リスクから逃げています。
では投資はOKとしても投資=株とか限りません。
商品、国債なども投資も対象になます。
資金が商品や株に流れると株は売られ買われませんから株は下がります。この場合は
環境が悪いので株式投資は止めたほうがいいです。
例えば金の価格が上昇、国債の利回りが下落(国債価格が上昇)の時には株式投資には不利です。
逆に金が冴えない、国債の利回りが上が(国債価格が下がる)時には株式投資をしても大丈夫だと思います。
また先行するシグナルも確認しておいたほうがいいでしょう。
まずニューヨークですがここはダウ輸送株の指数です。これが中期足を下回るとそう遠くない時期に厳しい局面に見舞われます。ダウ工業株が騰がった下がったなどということはどうでもいいんですね。またリスクにもっとも敏感だと言われるジャンクボンドETFが
下向きだとマネーは早晩リスクを嫌うかもしれないということです。
日本では日経ダウではなくREIT指数と東証2部総合指数が先行的な指標になるようです。
さらに指数そものではなくてもこれらのRSIとかMACDとかで逆高現象があるかどうか
確認しておく必要があります。
株価が騰がっている時にRSIとMACDの逆高現象が起こっているとするとイケイケドンドンではなく少し警戒したほうがいいかもしれません。9月の後半に日経ダウが爆下げしたときにREIT指数はかなり堅実でした。まあこれは騰がりっぱなしの株はなければ下がりっぱなしの株もないから当然だと思いますけどね。
経済ニュース関係に出てくる評論家はキチンとしたシグナルを以て解説してほしいと思いますね~
1ドルが110円とか1ユーロが1ドルとかになるとヤバイです。
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