株式投資から撤退するとき・・・
みなさん、こんにちは
今日も東京市場は来週のSQに向かって値段を下げたいヘッジファンドの売り仕掛けで下落しました。私たちは株価というかダウの騰げ下げに目が行きがちですが、簡単にいうとグローバルマネーがリスクを好む時は株は騰がりやすいので投資しても大丈夫な環境です。
が、グローバルマネーがリスクを嫌っている状態だと株は利益をもたらしませんしこういうときには投資をしてはいけません。
では今回みたいな下げがある場合はどう判断するのでしょうか・・・
以下は私トウシロの個人的見解です。
まずみなさんグローバルマネーの責任者になったつもりで考えてください。
お金を調達する場合は金利が安いところから調達します。今だとユーロと日本ですね。
ユーロや円で調達したお金を国債なんかに投資しないで株に投資することになります
また国債にそれまでつぎ込んでいたお金も株に投資することになります。
こうなるとどうなるかというと、ユーロや円を売ってドルに換えるのでユーロ、円安、ドル高になります。
国債を売って株に投資するので国債の値段は下がります。(利回りは上がります)
単純にいうとこうなっているときは株に投資してもOKです。
では逆に株なんてやっていられない、安全はものに投資しなければ・・・ということになるとまずか株を売ります。それを国債や金などに投資し或いは借りたユーロや円を返済します。
ドルを売ってユーロ、円に換えて返済し、金や国債の値段は騰がります。
こうなったら株は安いから買い場だと思って投資するとイタイ目に遭います。
今回は株は下がり、円高ユーロ高です。では国債の値段は・・・・
アメリカ2年国債と10年国債の利回りはわずかにダウン(国債価格は上昇)、
日本の10年国債はわずかに上昇(国債価格はダウン)です。
これだとまだ金融システム上はグローバルマネーはリスクオフとはいえないですね。
では今は果敢に買ってもいいのかというとそうでもないんですね。
ヘッジファンドに負けない資金があればいいんですけどね~(^_^;)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント