« ニューヨーク株式市場の見方 | トップページ | 秋は今と逆 »

2015.08.15

破産の影響

みなさん、こんにちは
先日以前私のクライアントだった会社が破産しました。
ここはかつて私が関わった会社の中で最悪の会社で従業員のレベルが低く経営者のレベルも「あさましい」としかいえないレベルです。

ここは10年前に仕事を辞めました。財務の内容は知っていたので時々HPを見ていたのですが潰れずに営業をしていること自体が不思議でした。私の感覚ではゾンビですね。

この会社は以前資金繰りが苦しかった時に、従業員や知り合い名義でお金を借りてもらいそのお金を運転資金につかい、彼らの口座にこの会社がお金を振り込んで返済をしたいたのでした。これはいわば借金の名義貸しですが将来トンデモなことをやらかした当時の幹部の進言によって社長が受け入れたもので私が最初に関与したときに仰天したことがある方法でした。

詐欺師の発想です。

この会社がようやくというかやっとというか破産したのですね。そうするとこの名義を貸した人達は大変なことになります。

実際は頼まれて名義を貸しただけですが正式に借入契約を銀行としているので銀行からみたら名義を貸した人から返済してもらわなければなりません。多分ですが各自の金額は決して小さくはありませんが返済できない額ではないので破産はしないと思いますが余計は支出があるそうです。

もっとも名義を貸した人達はそれなりのメリットを考えて敢えてそうしたのでやむを得ないと思っています。

現在の私のクライアントでこの会社に債権を持っていた人がいます。倒産した会社はこの人にかなりお世話になっていたのですが(さすがに借入金の名義は貸してはいませんが)破産するときはいつの間にか社長達はいなくなったそうです。

法的には法的整理の前にそれを話す必要はないのですが、「浅ましさ」炸裂したようです。

当ブログでじはこの会社で起こったことは具体的には書けませんが、いわゆる管理がないとどうなるかというのがよくわかりました。

普通どんな酷い会社でもそれなりの管理体制がありますから管理体制は空気のようなものであったからどうっていうことはないですがないと取り返しのつかないことが多く起こります。

破産後は新たな経営者が引き継ぐようですが(もちろん破産した会社の債務は引き受けません)、ハード的には良いものなので上手に経営して欲しいと思います。

今回の破産でこの会社に対して大きな債権をもっている人や会社が多くありますがここの経営者は

ただ逃げた

だけなのでしょうね。

創業者の構想としては良い発想でしたしその構想通りに経営していれば今でも健全な会社でいたと思いますがその子供達とバカな取り巻き達が食い散らかした結果破産したというのが私なりの結論です。

極端な例ですが今のトヨタでもこいつらが経営したら1年で倒産するくらいの破壊力を持った人達でした。

社長になるのって資格はいりませんからね~(笑)

|

« ニューヨーク株式市場の見方 | トップページ | 秋は今と逆 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。