仕掛ける方も必死、悩む
みなさん、こんばんは
この一週間ほどの株価の爆下げはヘッジファンドの売り仕掛けが切っ掛けのようです。
この場合は持っている株を大量に売るとよりも空売りを仕掛けて株価を下げて安く買いもどすということを狙っています。
ニュースでは中国の景気減速を懸念した・・・というトーンの報道がなされていますが
そんなことはありません。もし世界中の金融システムがやばければ
株は下がる
金は騰がる
国債の利回りは下がる
円高
ユーロ高
が同時におきますが金以下の現象はそれほど顕著ではありません。
この仕掛けに狼狽したトホホな機関投資家が
げげげ・・・ダウが200日移動線を割った
ということで焦って投げたことが原因だと思っています。
理屈ではこのトホホな人達の投げが終わると爆下げは終わることになります。
ヘッジファンドは10月~11月にパフォーマンスを計算するために全て手仕舞い損益を確定させます。これをやらないと彼らのボーナスが計算できません。
現在は爆下げの連続ですが、ヘッジファンド側は
やったぜ~
ではなくこの後買い戻しがまだ残っています。いわゆるショートカバーというやつですね。
安易にショートカバーをすると株価を騰げてしまい空売りの意味がなくなりますからこのショートカバーをいつやるかがポイントになりヘッジファンドの連中も頭を悩めているでしょう。
もちろんパフォーマンスによってもらえる報酬は違いのである意味彼らも必死なんですね。
ポジションの精算までそれほど日数がないので大変でしょうね(笑)
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