ギリシアギリシアって(^_^;)
みなさん、こんにちは
今月は月末になってギリシアが破綻するのかしないのか多く報道がなされています。
今週の初めはギリシアの改善案は当初EUの債権団に受け入れられたので問題は解決するだろうと楽観的なとらえ方で株式は日本もアメリカもヨーロッパも前半は爆上げしました。
ところが週後半になり雲行きが怪しくなり現在では
どうなるんでしょうね
という感じです。ギリシアがどうなるかわかりませんが世界的なマーケットがどのようにとらえているかどうかが意外と客観的な評価になるのではないかと思っています。それにピッタリ合った指標はCDSです。これは簡単にいうと各国の債券を保証する時の保証料で信用が高い国の債券のCDSは安く危ない国のCDSは高いということになります。
昨日今日の状況で世界的なマーケットがヤバイと思っているのであればギリシアのCDSは急上昇しているはずです。
では見てみましょう・・・
昨日のギリシアのCDSは2000ベーシスを割り込んでいます。これは決して低い数値ではありませんが(日本は40ベーシス、ドイツは14ベーシス台、アメリカは17ベーシス)です。ギリシアは5月の下旬に3266ベーシスでした。ということでギリシアのCDSは決して低くはないかいわゆるギリシア危機ということで急激に上昇してはいないということが観察されます。
私見ですがギリシアが破綻しても金融市場には壊滅的な影響はないでしょう。
ギリシアはロシアに接近しているみたいです。想像ですがお金を借りる約束をしているのではないかと思っています。これだったら土壇場でも異常は強気の理由がわかります。
金融的にはギリシアはフォルックスワーゲン社1社にも及ばないレベルだそうでユーロから脱退しても
どうぞ
どうぞ
みたいな感じなります。仮に今月この問題をクリアーしても来月もギリシア危機が起こり忘れたころに亡霊のように出てきます。ギリシア危機というやつは・・・・(^_^;)
ただ問題なのは軍事的にNATOをギリシアが脱退する可能性があるのでこれは欧米は
嫌でしょう。ただしイランが欧米チームに加わる可能性があるのでイランが加わればギリシアはどうでもいいか・・・ということになるかもしれません。
ということで金融市場的にはギリシアは大した影響はないと思いますが、これをネタに株は下がるぞ・・・・と口実にして株を下げることを望むヘッッジファウンドのオモチャになっている感があります。
ギリシアはうんざりですね~
多分観光にも行かないでしょう(^_^;)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント