ぼろぼろのヘッジファンド
みなさん、こんばんは
ヘッジファンドというと何をヘッジするのかわかりませんが多額のお金を集めて投資(投機かも)に大量のお金に物をいわれて利益を挙げるというイメージがあります。今年の初めはアメリカの金融緩和政策が終わるという観測が流れていたので、
金利が上昇する=アメリカ国債の値段が下がる
ということで国債に空売り
をしかけていたようです。ところがアメリカの10年国債の金利は上がるところか低位にはりついたままになっています。さきほど10年国債の金利をみたら2.2%辺りをウロウロしています。金利が下がるというのはアメリカ国債の値段が上がります。
空売りは先に売って安くなったら買い戻して利益を挙げる手法ですが売った後に高くなると損します。
金額は不明ですがヘッジファンド(これは複数あると思いますが)は死ぬほど国債を売ったのではないかと考えられます。
そうこうしているとアメリカの年金がヘッジファンドの運用を止めるという話もでてきました。
ということは退会者にヘッジファンドはお金を戻さなければなりません。
ところがヘッジファンドは株だけ投資しているわけではありません。原油などにも投資していたり為替にも投資しています。原油はご存じのとおりここ最近爆下げです。
ヘッジファンドはここでも損をしています。おそらく原油は将来上がると考え死ぬほど買っていたのではないかと思います。
損が積み重なり、解約するお客がいるので投資を縮小する必要があり株に投資していたお金を換金したのではないかと考えられます。これが先週終わりから今週始め野爆下げの理由だと考えられます。
主なヘッジファンドのパフォーマンスは-5%~3%だったそうです。
6ファンドですがそのうち4ファンドが赤字でした。
酷い時は小さな国の通貨(ニュージーランドだったかと思います)をおもちゃにして利益をむさぼっていた時期がありました。まあ自分たちさえもうければ他のことはしっちゃいないという体制ですからなんとなくいい気味です(笑)
ヘッジファンドの関係者は今年の冬は寒いでしょうね(^_^;)
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