糖尿病の何がまずいか・・・・
みなさん、こんにちは
糖尿病という言葉はよくお聞きになると思います。しかしながら糖尿病になるとどのようになって何が悪くなるのかってなかなかわかりませんよね。
私も当初はわかりませんでした。せいぜい甘いもの食べると血糖値が高くなるくらいの認識しかありませんでした。自分なりに勉強すると特に日本人は元々糖尿病になりやすい環境になると思っています。
糖尿病は簡単にいうと、糖質を摂るとこれを分解するために膵臓がインスリンを出します。インスリンは何も食べていない時にも膵臓からチョロチョロと出ていますが、食事で糖質を摂ると普段の20~30倍のインスリンを膵臓が頑張って出します。
これを一日3食一年365日続けると年齢がある程度上がると膵臓が疲労してヘロヘロになってきます。ところが膵臓がヘロヘロになっても痛くも痒くもないのでこの状態になっても知らないでラーメンとチャーハンと餃子なんて食べ続けているとさらにインスリンがでなくなり血糖値が上がり続けてしまいます。
血糖値が高いとどうして良くないかというと簡単にいうと血管にストレスを与えて血管が詰まるのですね。血管が詰まるとどうなるかというと太い血管だとまだある程度血が流れますが目のような毛細血管だと血管が詰まるのが早くなります。こうなると酸素や栄養素が組織にいかないので組織が壊死したりと色々と不都合がおき、脳梗塞、心不全、腎不全、足の先の壊死などが合併症として起こります。腎臓の役割というとなかなかピンときませんがここが悪いと糖尿病の食事制限の選択肢がせばめられます。膵臓、腎臓、肝臓が健康だといいのですがこの3つが悪いとちょっと大変です。
たかが糖尿病で死ぬはずはないという考えもあると思いますが糖尿病はそれだけで死に至る病気ではありませんが、合併症が発症して体力や免疫力がなくなり肺炎になり命がなくなるというコースは少なくありません。糖尿病で死ぬことはなくとも糖尿病が原因で命を縮めるということは決して少なくないでしょう。
後は膵臓の主の考え方次第で甘い物を食べたい、ご飯食べたいという食欲に負けるか
いやいや、自分の膵臓はもうヘロヘロなのでこのヘロヘロな膵臓に鞭打ってインスリンを出させても構わないのかそれは人としてどうなのかなどとかですね
幸い膵臓に意識がないので良いですが意識があれば、こんなバカな主人のためにインスリンなんて出すものかなんて思うことがあるかもしれませんね(^_^;)
ちなみに自分は境界にいるんだという人のほとんどは糖尿病真っ直中の人が多いです(笑)
この境界の根拠は薬飲んでいない、インスリン注射打っていないということが多いようですがヘモグロビンA1Cの値をきくと7とかそれ以上とかなので糖尿病であることは間違いないですね。
高い人はまずはヘモグロビンA1cを6台(できれば6.5以下)を目標にコントロールしたようがいいでしょうね。
7以上の人は放置しないで病院にいったほうがいいですよ。放置すると必ず後悔するときがきます。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント