経理担当者の災難
みなさん、こんばんは
少し前の話ですが、私があるグループのクライアント2社担当していましたがこの2社とも本社に報告するのがきつく私が2社従来通り担当し続けるのは無理ということなりました。そこで私がやらなくなる予定の会社について外資系の会計事務所にいた税理士を雇うことになりました。
基本的にその税理士には、私がやっていたことと違う方法でやる場合でもあなたがプロとして変えた方が良いと判断したものは私に気兼ねしなくても変えてもいいですから
と伝えて彼に任せました。その税理士の報酬は高く残念ながら私がやっていたときと比べて効果はでませんでした。彼は2ヶ月でクビにしました。
その後彼がやった書類を見て私が愕然としました。
会計の仕訳は弥生会計というソフトで入力していましたがこの税理士は経理の担当者に
取引は種類別に入力してください。
入力は日付順にしてください。
伝票番号は
小口現金は1から、売上は2から預金取引は3から始まるように
してください
というシバりを加えていました。パソコンの会計はデータをある程度ユーザーに役立つようにソートできるのでこういうことは不要なんですね。
それを把握した後で経理の担当者に
これだったらいつもの倍以上時間がかかったよね・・・俺にもっと早く言ってくれればいいのに・・・・
というと
そうなんですが税理士の先生がいうことなのでその通りにしないといけないと思っていました。
この経理担当者は真面目な人でここまで実直にやっていたのは少しかわいそうになりました。この会社は工場があるので原価計算も必要になるのですがこの税理士は原価計算を理解しておらず製造費用の製品への配賦(ちょっと専門家っぽいですね(^_^;))が全然わかっていませんでした。
この経理担当者は災難だったと思いますが私がやったのと同じ程度のクオリティーでその1.5倍の報酬を払った会社もかなり災難だったと思います(^_^;)
・・・で結局その税理士をクビにした後従来通り私が担当しつづけることになりました(笑)
ちなみに今は私は無事に脱出したので関係ありませんが・・・(^_^;)
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