退職給付債務っていったい何なん?(^_^;)
みなさん、こんにちは。
税金計算中心の会計では関係ないですが、実は退職給付会計というのがやっかいでけっこう苦しんでいました。退職金は規程があれば従業員が退職する時に払われるものですがこれを払われる時に計上するのではなく基本的に従業員が懲戒免職にならない限り退職すればほぼ支払うことになり(勤務年数にもよりますが)一番簡単な方法は期末日現在に従業員が全員会社を退職すると仮定した場合にその金額を計算して退職給付引当金として計上する方法なんですが、今ちゃんとした(といえるかどうか疑問がありますが(^_^;))会計ではこうではなく過去の統計に基づいて将来の退職金を計算してそれを退職予想時点から現在までの間に一定の金利で割り引きます。これをPBOといいますがまあそんなことは当ブログではどうでもいいことです(^_^;)
などなど退職給付債務の説明をするとものすごい量になるので(といっても全部説明できないし(笑))この辺で・・・
まあ統計的な手法を適用した考え方になります。
この取り扱いが今年3月末から変わるんですね。しかしながら一番大きなポイントは連結財務諸表だけに適用され、個別の財務諸表では適用されません(なんか会計の専門家っぽいでしょう(笑))
これを実際に運用するために経理の担当者は疑問だらけで色々な宿題がクライアントからきます。
割り引く利率の決め方はこれでいいか?
従業員が300人以下の場合は簡便法の適用は可能か?
などなどですね。
とはいっても私は簿記は勉強し始めて半年で日商の1級を合格したのでいわば自分のことを天才ではないか(これは後になって天才ではないということを痛感しましたが(笑))と
思ったことがありました。しかしながら会計のことなら何でも知っているわけではないので全ての質問にサクッと答えるわけではいかないのがトホホなのですね(^_^;)
相談される案件が色々あるので大変ですが刺激的で良いですしありがたいですね~
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