創造主の配慮
みなさん、こんばんは。
これだけ科学が発達してくると一粒の錠剤で糖尿病がなおるような薬があってもいいのではないかと思っていましたが体のメカニズムから考えるとそう簡単にはいきません。私たちの体には糖質は不可欠なものですが、例えば
空腹→低血糖
だとお腹が減った時に死んでしまう可能性が高くなってしまいます。
そこで創造主(がいればですが)はそうはならないように私たちに肝臓で糖を作る機能を与えてくれました。特に睡眠の時は寝ながらものを食べるということは無理なので睡眠中に低血糖になりそのまま目が覚めないということは避けなければなりません。そこで肝臓が私たちが寝ている間にせっせと糖を作るのですね。
これのおかげて私たちは空腹になっても即低血糖にはなりません。
こんなこと設計図でも作らないとできませんが、創造主は人智が及ばないところで色々なことを配慮したのでしょうね。
また糖分を簡単に分解すると肝臓で糖を作るといっても糖が足りなくなる可能性があるので糖を分解するのはインスリンのみとしたようです。創造主は人間が農耕を興し、流通網を発達させ糖質を簡単に安価に手に入れることまでは想像できなかったようでこれだけ簡単に糖分を摂取できるのは考慮していなかったようです。
糖分は小腸で吸収され血液の中に入り、その糖をインスリンが中性脂肪として蓄えます。これもまた創造主の配慮なのでしょう。食料は食べたい時にいつも食べられるとは限らないので食べられない時には蓄えた中性脂肪を使って死を回避することができるようにしたのでしょう。
ところがこれも簡単に糖を食べることができるので、血液の中は糖だらけ、中性脂肪はどんどんたまっていくという想像しない現象がおきてしまい、当初はそうそう糖分は摂取できないだろうから膵臓の機能もこのくらいで十分かな・・・というレベルでは現代では膵臓がヘロヘロになってしまいます。
体に仕組みの糖分はそれほど摂れないという前提で作られているのですが糖分を多く摂ると糖尿病にはならなくとも将来認知症のリスクが高まったりしますから、私たちの体の仕様は小糖分仕様なのですね。この仕様で糖分をたくさん摂ると血管が詰まります。
創造主はものすごい配慮してくれたのが実感としてよくわかります。
人体では作ることができずに食べ物から摂る必要があるものを必須栄養素というそうですが糖質は必須ではありません。タンパク質や脂肪も人体で作ることはできないのでこれは食物から摂る必要がありますが、炭水化物と違ってこれらは必須です。
それほど人体には詳しくはありませんが本当に絶妙なメカニズムによって人体の恒常性が保たれていると思います。
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