漫才みたいなお話(^_^;)

みなさん、こんばんは。
以前ゴルフ場のコンサルティングをやったことがあります。
このゴルフ場はたたき上げのオーナーがいて

年寄り　大正生まれ
頭の回転が速い
怖い

という感じの人で従業員はあまり関わりたくなかったようでした。

私が関わって三ヶ月くらいしたらこのオーナーが私に

うちは一ヶ月で経費がどのくらいかかるんだ？

と質問してきました。

私は大体その数字は頭にあったのですがまだ関与して浅いので実感がともなっていないのでわからないとこたえました。そうしたら・・・・・

あんたはそれでもプロか！

というのですね。

あの～オーナーはここにどのくらい関わっているんですか？

と尋ねると

俺は１０年だよ

なるほど、それではオーナーが１０年たってもわからないことをたった３ヶ月しか
関わっていない私がわかるわけないですよね。

という漫才みたいなやりとりがありました。

たしかにこのオーナーの頭の回転の速さは特筆もので従業員はついていけませんし
話についてこれないとオーナーは怒ります。またわかっていないのにわかっているふり
をするともっと怒ります。

このゴルフ場の支配人とオーナーが話しをしていた時にオーナーが支配人に

あのね～あんた俺のいっていうことにさっきからうんうんと首を振っているけど本当にわかってんの？

はい、わかっております。

じゃあこのことを説明してみろ

実際はわかっていなかったのでさらにオーナーの逆鱗に触れます。

・・・で最後に私のところに

あのね、あんた（私ですね）がちゃんと指導しないからこういうことになるんだよ！

え・・・・俺はそこまで指導するんですか！

憎めない人でした。

ちなみにそのオーナーの私に対する評は

あいつは詐欺師だったらすごい詐欺師になる

と大物詐欺師になることについて太鼓判を押されました（笑）