立ち止まれることが大切ですね~2
みなさん、こんにちは
先日の乗っ取り話は実は続きがあります。
この会社の社長の本家筋がこの会社(A社でしたね)と同じビジネスをやっています。歴史も古いようでかつては高収益会社だったようですが本家の会社(C社としましょうか)の社長が典型的に会社を経営してはいけないようなタイプの人物です。
なんでも他人のせいにする
銀行など協力者に頭を下げることができない
プライドだけは高い
という専門用語でいうと
あん
ぽん
たん
という人です。先日出張したときにC社の決算書をみせてもらいました。
どういうわけは私は決算書を見ただけでその会社の命運を知りることができる能力があります(笑)
論外です。こんなゾンビみたいな決算書みたのは久しぶりです(笑)
銀行ももうこれ以上貸すことはできないし今の借入金の返済も伸ばさないといってきました。
どうやっても3年以内に倒産するしかない状態でした。
銀行にしてみればこんなC社のような会社に貸し付けた債権を引きずっているよりもさっさと倒産させて貸倒を費用にしたほうが税金はその分だけ安くなるのでこっちでも何に問題もありません。
このC社の社長がA社の社長のところに助けてほしいというSOSを出してきました。
このC社の社長がまずすべきことは、銀行にいって直に説明することです。
また、このC社は資金繰りが苦しく立ち止まれるなんてものではなく走っていても酸素不足、水不足の状態になっていますが経理担当の責任者が自分のお金を3000万円ほど会社に貸し付けたそうです。
このC社は東京の会社と違い地元の会社なので倒産したら従業員や仕入先の恨みをC社の社長が買う可能性がありますし倒産したら今のところには住めないでしょう。
C社のビジネス自体はうまくオペレーションすれば魅力的ですがこういう社長を助けると
私たちが思っているのと別の人種なので本人がきちんと対処できないと援助はせずに倒産もやむを得ないですね。
たまたま創業者の家に生まれたというだけで能力も才能もない人が社長をやる例はいくつか知っていますが悲劇しか生まないですね。
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