EB債にご用心
みなさん、こんばんは。
最近はオプションということが重要になってきます。
例えば今100ドル持っているとします。1ドル100円だとします。これを一月後に円に換えます。一ヶ月後21ドル120円くらいの円安になっていれば儲かりますが80円くらいの円高になると損してしまいます。先の事は誰にもわかりませんよね。
この80円に備えて一ヶ月後に1ドルを95円で円と交換する権利を買うのですね。この権利がオプションになります。オプションを買うわけですからオプション料を払いますが、1ドル95円以上の円高になっても、差額の5円以上そんすることはありません。
このオプションを駆使した仕組みにEB債というものがあります。これは債券ですが満期が来た場合にお金で返すかある会社の株式で返すかという選択権を発行会社が持ちます。
例えば100万円のEB債があり、これを満期がきたら100万円で返すか、A社の株式1000株で返すかという選択する権利が発行会社があります。
で満期がきました。満期現在でA社の株価は500円だとします。発行会社は100万円返すよりもA社の株を1000株で返したほうがもうかります(50万円ですみます)逆にこれをやられると100万円投資したのに50万円しか戻ってこないということになります。
投資家はこういうリスクがある代わりに利息は一見高いです。6%とか7%とかです。
でも私の意見はたかが6%とか7%程度の利息でリスクを全て投資家に負わせるのはいかがなものかと思いますね~ 30%とかいう利息だったらいいんですが・・・・(^_^;)
発行会社はこんな方法でお金を集めてはいけませんね~
投資するほうも目先に高い金利に目を奪われることなくじっくりリスクを評価しなければなりませんね。
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