インスリン治療に関する誤解
みなさん、こんにちは。
インスリン注射は誤解されやすいですし、私も去年の今頃まで完全に誤解していました。
それはインスリン注射をするようになったら終わり
だと思っていました。どうしてこういうことを思ったのか知りませんがなぜかこういう認識でした。糖尿人は膵臓がヘロヘロになっているので膵臓の休養が必須です。そこでインスリン注射をしてインスリンを補充してやると膵臓は必死にインスリンを出すことはないので休ませることができます。
注射というと抵抗がありますが実は膵臓を休ませる一つの方法です。
休養させるのは早いほうがいいので、ドクターからインスリン注射を勧められた場合には
できれば早くこれをやったほうが良いです。
また注射というとイタイイメージがありますが今では針が細く短いので刺す位置が間違っていなければほとんど痛みがありません。
ではデメリットはあるかというとあります。
まず低血糖に気をつけることです。最初の頃はインスリンの適正な量がドクターも判断できないので低血糖を起こすことがあります。私の場合は正確ではないかもしれませんがインシュリン一単位で血糖値を5ほど下げるようです、ということは食前の血糖値が100で、調書に20グラムの糖質を摂った場合は血糖値は食事60上がりインスリンを6単位打ったとすると30下がりますのでザッと食後は130になります。食後この血糖値だとマアマアですね。
同じ条件で朝食に糖質を5グラム摂った場合には食後血糖値が85になります。
一般的には血糖値が80以下だと低血糖というそうです、
これは感覚をつかむまではブドウ糖などをいつでも取り出せるようにしておいたほうが良いでしょう。特に通勤途中で低血糖になったらヤバイですし、低血糖はその後の血糖値の急上昇をもたらすので糖尿人はもっとも避けなければならないことです。
デメリットのもう一つは注射をする場所のことですね、インスリンは即効性のものは食前にしますが私の場合はおへその周りにインスリンを入れます。人がいるところでこれをやるのは抵抗がありますが膵臓を休ませるためには手段を選んではいられません。むしろトイレなどの個室で注射をする方が私は抵抗があります。私のような男だといいのですが女性は人前ではやりにくいので場所を考えなければならないでしょうね。
根拠のない誤解や迷信に惑わされることなく、インスリンの出なくなったヘロヘロの膵臓に詫びを入れながら仲良くつきあっていきたいと思います。
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