オリンパスの上場維持の記事
みなさん、こんばんは。
オリンパスが過去20年間の有価証券報告書の修正&再提出ができれば課徴金を払って
上場が維持される・・・・という記事がありますがこれって一面を書いただけ(記事を書いた人はそこまで意識しているかどうかわかりませんが)ではないかと思います。
まずオリンパスは12月14日までに半期の決算というか第二四半期の決算を提出できなければ上場廃止になります。さらに過去の間違いを遡及的に修正しなければならないのですがこの決算をまとめる条件として20年分・・・ということになったのでしょう。
従ってこの意味は・・・・
12月14日までに過去20年分の有価証券報告書を修正再提出する
同じく、第二四半期の決算を12月14日までに提出する。
しかも監査法人の監査が終了していなければならない・・・
という条件を満たした場合に、この件では上場廃止にはしない
ということなのだと思います。
もちろん、調査の過程で過去の粉飾が悪質で・・・・という展開があれば
別の理由で上場廃止になることはあり得るでしょう。
Twitterでは上場廃止が免れたということで非難する内容が多いですが、こういう
意味で記事を書いた人は多少飛ばし気味だったのではないでしょうか・・・・
以上緊急のブログアップですた(^_^;)
もちろん決算書の提出と旧経営陣への責任の追及、監査法人の責任の有無などの
チェックは引き続き行われるので決算書を出したのでこれで終わりということはもちろん
ありえないことだと思っています。
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