間接部門って(^_^;)
みなさん、こんにちは。会社の中で間接部門という言い方をする時があります。間接部門
は元々は直接営業や生産にかかわらない部門のことを指し、経理、財務(会社によっては
財務は間接部門といえないケースもあるようですが)、総務、人事などを指します。
これが本来の意味なのですがこれが実務的になると・・・・・
営業や工場が間接部門を食わせてやっている・・・
営業を採用する必要があるが間接部門を採用する余裕はない・・・
というようなニュアンスになってしまいいわばお荷物的なイメージになっていることを感じ
ます。
その一方で間接部門は単にルーチンワークだけをやっているのであればたしかに
間接部門そのものです。たとえば経理の人数を倍にしたからといって決算に要する
日数が10日縮まるわけではありません。
間接部門は実は参謀としての位置づけがあります。この参謀としての機能を果たしてい
ると単なる間接部門というよりは戦略部門という言い方ができるでしょう。
全社的な戦略というのは工場や営業の現業部門ではなかなかかかわりにくい部分
があるので戦略部門の能力を持っている間接部門がある会社は強いですね。その一方で
戦略部門の機能を持っていない間接部門しかないような会社は・・・・・・
特に上場会社の場合は将来のビジネスプランというのが大切なのですが、最近会計の
基準がコロコロと変わるので損益ベースで表されるビジネスプランもこの将来の会計基準
の変更をタイムリーの取り入れておかないと投資家からの信頼を失ったり、変なうわさが
市場に流れたりしてヘボさが世間に知れ渡ってしまいます。
間接部門に諸葛亮孔明や司馬懿仲達みたいな人がいる会社は強いですね。
(めったにいませんが・・・・(^_^;))
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