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2006.03.04

年間38万円で暮らせますか?

みなさん、こんにちは。確定申告の中いかがお過ごしでしょうか(^_^;)かくいう私も青色申告事業者なのですが、実際に申告をすると申告が複雑ですね。課税所得を計算する際に色々な控除というものがあります。この控除はある目的のために生活費を使うものには課税しないということが前提になっているのですね。例えば私達の年収が100万円あり、生活するのに95万円絶対に必要だとします。税率が10%だとすると仮に100万円に対して課税すると税金は10万円になり税金を差し引いた手取りは90万円になってしまいます。これでは生活費が95万円必要な私達は5万円足りなくなってしまいます。

こういうことがないように、95万円を予め課税所得から控除して税金を計算する必要があります。

(100-95)*10%=0.5

というように5千円が税金になりますし、これだと将来税率がどんなに上がっても生活費の95万円を浸食する必要がありません。これが課税所得を計算する際に必要な本来の基礎控除といわれるものです。

ここまで書くと疑問を持たれる方もいると思います(^_^;)

たしか基礎控除って38万円だったっけ?

ようするに私が生活するのに不可欠な税金を課してはいけない生活費部分は年間38万円あれば十分であると考えられているわけですね(^_^;)

みなさんの中に年間38万円で生活できる自信のある人はいますか?以前TV番組で芸能人が1ヶ月1万円で暮らすという企画がありましたが、あれに近い生活をず~~っと続けなければなりません。

以前年輩の税理士の先生に聞きましたがこの基礎控除は昭和20年代は10万円だったそうです。色々な税制改革の話の中で基礎控除を現実の必要な生活費のレベルに置き換える話は全くといっていいほど出てきませんね。おそらくこの原則を忠実に貫くと基礎控除は300万円とか400万円とかになってしまうので、これは大幅な税収減になるので触れたがらないのでしょうね。

その一方で細かい控除が色々とあったり租税特別措置法(漢字が多いのでいかにもわかりにくそうな法律ですね(笑))なんかがあったりと税の体系がわかりにくくなっています。

本当は基礎控除500万円で他の控除は廃止というのが一番シンプルな税の体系だと思います。憲法には国民は納税の義務がある書いておきながら申告の制度が複雑ではちょっと問題だと思います。

とここまで書いて私自身まだ何も自分の決算(まだ申告までほど遠い(笑)は何もやっていないことを思い出しました。(^_^;)

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コメント

両さん、こんばんは。コメントありがとうございます。まあ大げさな言い方をすると生活するのに最低限の部分にも課税するというのは憲法の財産自由の原則に反するのではないかな~とちょっと思うことがありますね・・・

しかし、消費税がない昔の方よりも消費税がある今のほうが財源が逼迫しているというのはなんか理解できないっすね~

投稿: クロワッサン | 2006.03.08 22:53

よく考えると、生活保護の金額(年計)より低いのはおかしいですね>基礎控除
まぁ、その生活保護の金額より国民年金の額が低いということで、生活保護の金額を引き下げるという記事(逆転しているのは確かに変だが、年金支給額を上げるのが筋のはず、もっともそれはできないけど(^^;))とかあるので、いろいろ複雑ですが。

投稿: 両 | 2006.03.06 13:47

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