2020.12.13

自分の価値観を持とう

最近はSNSで色々な人の例が紹介されています。

例えば普通のサラリーマンが投資で2億円の資産を作ったとかですね。

論調としたは真面目にサラリーマンやっても稼げるお金はたかがしれています。

みたいなことです。

 

以前は一流大学を出て一流企業に入って・・・というのが定番だったと思いますが今は労働環境が変わってきたので

多様性が出てきたのだと思います。極端な話大きなお金もっていなくてもレバレッジが高いFXでもやれば億単位の

お金を手に出来る可能性はあります。

このときに一番大事なのはお金があるのがエライではないのですね。

お金はないよりもあったほうがいいですがそれは偉くなったりするわけではなく自分自身の選択肢を拡げるということになります。

大事なことは自分の感性や価値観にあった行動をとることだと思います。

資産1億円よりも2億円の人が偉いわけではありません。

 

色々な選択肢があることを理解して自分に合う方法を選ぶというのが大事になると思います。

 

| | コメント (0)

2020.07.04

部外者の雑感

みなさん、こんにちは。

今回は日本の社会について部外者の雑感を書いてみたいと思います。

私は海外経験はないし純ドメスティックな人間ですが親がサラリーマンではなかったので

 

進学→就職→定年

 

という発想はありませんでした。せいぜい

進学→就職→転職→定年

くらいでこれを自分のカスタマイズすると

進学→就職→独立(フリーランス)→クラスチェンジ→引退

です。

 

自分が部外者というのは最近はわかりませんがいわゆる普通の日本人の大人が持つ価値観を持っていないんですね。

 

例えば以前は終身雇用制がありました。

ずっと滅私奉公していれば会社はある程度の生活を保障してくれましたし、就職した会社が上場会社であれば給料から一部を積み立てて

自分の会社の株を買い資産形成をするということで全て会社に依存していました。これは異論はないですが前提になるのは十分に利益を出すことができ高コスト負担に会社が耐えることができる体質であると言うことが前提になります。

 

最近になって金融機関が倒産するケースを目にしますがそれ以前は銀行が潰れるなどというとアホか・・・という反応でした。

自分の所得の一部を勤務している株の購入に積立その後会社が倒産したら全て失います。一つのバスケットに全部の卵を入れるなというのが鉄則ですが終身雇用を前提にしたルールは「一つのバスケット」を使わない人間は変わった人になります。

 

私も就職した経験はありましたが最初の頃はこれを40年以上続ける自分を想像してゾッとしました。

社会人になって異様に感じたのは就業規則では9時から17時までになっていても会社によっては9時より前に出社するのが当たり前だし17時なったので終わり終わりといって帰ることができなかった会社が多かったと感じています。また話だけですが有給を取ると査定が下がるとか言う話も????でした。

毎日帰りが20時とか21時になっても残業は記録できませんでした。ようするに残業代を申請できずに無償で働くことになりそれが会社によっては(日本の会社ですが)当たり前でした。私が

実際に残業したんだから申請出来ないんですか?

というと

何言っているんだコイツ・・・という顔で

できるわけないじゃないですか!

自分の正当な権利を自分で否定するという考えが理解できませんでした。

 

これは終身雇用でお前の人生は経済的に保証するから全ての時間を会社のために捧げなさい・・・というのが明文化されていないですが掟のようになっていたのでしょうしこれが前提で人間関係ができていたのだと思っています。

この制度から転職は裏切り者扱いされた時期があったようです。

退職する場合例えばボーナスは6月に出るとして6月に退職するとします。有給が1ヶ月残っていると出社日は5月末が最後で退職日は6月30日

ということは不正でもなんでもなくできることですが会社によっては上司が

お前ボーナスもらって辞めるんじゃないだろうな・・・

これは労基案件になると思いますがこれらは過去の勤務に与えられる権利になるのでこういう対応は理解できません。(私はこういうことに直面したことはなかったですが)

自分の能力を今より高く評価してくれる会社や人があれば移りたいと思うのは当然だと思います。私は幸い外資系の会社にいたので転職は当たり前だったのですが仕事で一緒になる人(時に日本の会社の大手)とは同じ人間なのにこの辺りの価値観は合いませんでした。

 

こういうことは正しい間違っているという議論ではなく選択の問題なので本人が選択すればOKだと思います。

ということを挙げるとキリがないですが部外者からの雑感ということで・・・(シリーズ化できたらしたいと思っています)

| | コメント (0)

2020.05.20

暴落の時

みなさん、こんにちは

まだあれから2カ月しか経っていないんですね。

あれって何かというと日米の暴落です。最近の暴落はリーマンショックといわれていますがその当時は投資をやっていなかったので

よく知りませんでした。暴落って頭で考えるとここでたくさん買えば相場は最終的に元に戻るのでじゃんじゃん買えばいいと思います。

ところが実際に暴落の場にいると異常な事の連続で呆然とするしかありませんでした。

 

暴落は米国だけではなく日本も一緒に起こりましたので私は二重に暴落の中にいたことになります。

人間の正常な判断を阻害する要因として欲と恐怖と狼狽が挙げられます。

狼狽はしませんでしたが資本主義が終わりになるのではないかくらいの恐怖は感じました。というのは米国ではあまり下がりすぎるとサーキットブレイカーというのが発動して取引が停止します。3月に本格的な暴落が起こりNYダウが1000ドルとか2000ドルとかの下げが珍しくない状態でした。このときに買いポジションを持っていた人はかなり含み損を持ったのではないかと思いますしネットではかなりのノイズが多かったです。

 

 

NYダウが2月12日に2956ドルで30000ドルを意識しているレベルから3月23日の18213ドルまであっという間でした。日経平均は2月6日の23995円から3月19日の16358円まで急降下でこの辺りはシカゴ日経平均先物は16000ギリギリまで下がりました。

 

日経平均は10000円割れる、ドル円は100円割れる、NYダウは15000ドル割れる

 

というような根拠のないノイズが多くそれが余計投資を狼狽させるのではないかと思います。

 

こういうときはノイズをまき散らす輩が何故か湧いてきますね~

 

私も全力ではないですが暴落の時に少し買いポジションを持っていたのですが株価が下がっても会社の本質そのものが毀損しているわけではないということで何もしませんでしたしポジションは見ませんでした。暴落時に含み損がどのくらいあったのかわからないのですが(笑)おそらく30%くらいあったと思います。

 

一番酷い時は信用で買っていた投資家が追加で担保を入れることができずに強制決済だったりヘッジファンドに解約が出てそのために

換金売りがあったりと異常が重なってまさに身の凍るような下げが起こりました。

 

こういう時はどうしたらいいのかというのはわかりませんが企業の本質的な価値が毀損していなければ何もしない、気にしないのが一番いいと思います。なるべくフルポジションの投資は避けるようにしたほうがいいかもしれません。

全力で投資しているときに暴落が来るとどうしようもありません。

 

この手の暴落は10年に一度くらいはあっても不思議ではないようですから常に余裕をもってポジション管理をしたほうがいいですよね~

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2020.03.14

狼狽しないことが大事です。

みなさん、こんにちは。

2月後半から日本とアメリカ(他の国は知りませんが)は暴力的な下げが続いています。日経平均は2月25日の22,949円から昨日の終わり値が17,431円でした。NYダウ工業株指数は2月24日の28,602ドルから昨日は23,185ドル(昨日は1000ドルくらい戻しました)

 

相場の不安定を示すアメリカのVIX指数は昨日は18下がって58でした。まさに相場がびっくりして口から心臓が飛び出している状態が続きます。VIXは15以下がノーマル、20超える辺りが心臓ドキドキで30を超えたら口から心臓が飛び出すレベルで今はかなりヤバイです。リーマンの時は90を超えていたそうですから今回のショックは経済的背景は違いますがVIXの数字だけみるとリーマンに匹敵するみたいです。

 

かなりダメージを食らった人が多いのではないでしょうか。買いポジションを持っている人は逃げ遅れた人が多いと思います。

 

人間の心理としてなぜこういうことが起こったのかということとどうすればいいのかということが思いつくと思います。

 

ちなみに空売りした人は天国のような気持ちだと思いますので空売りには触れません。

何故起こったのかということは諸説ありますし後にならないとわからないと思います。私が勝手に思うのはコロナの影響で企業決算が

悪化することを恐れた売りが売りを呼んだということです。この場合株はキャッシュで買っている人は耐えられると思いますが信用などで

買っている人は強制決済とか良い子が知らない酷い目に遭います。売りたくなくても処分せざるを得ないという状況の人が多かったのだと

思います。次にOPECでサウジがキレたことにより減産合意で原油価格を維持するということを放棄して増産を始め原油価格が急落したことが

挙げられると思います。他にも理由があるかもしれませんが今の時点で理由を探ってみてもそれほど意味があることとは思えません。

 

この暴落のなかポジションを持っていた人はすぐにロスを回避できて相場から抜け出す方法はないと思いますが一番やってはいけないことは狼狽して間違った行動をすることです。これを防ぐためには他人の意見に左右されずに自分自身でプランを練ってその通りに動くことです。この

場合プランはプランA(読みが当たった場合)とプランB(読みが外れた場合)を用意しておく必要があります。

 

例えばアメリカ株はコロナで下がっても原油が急落しても需要そのものはなくならないし経済も一時的に落ち込むけれども最終的に

回復すると考えるのかそうではなく景気減退にさしかかりしばらくは活況を望むことはできないという対照的な見方があります。これは

どっちが正しいのか今の時点では誰もわかりません。

 

YouTubeの動画をみると日経平均は10,000円まで下がり為替は1ドル=100円割れるという人もいますがそうなるかどうか誰にも

分かりませんし分かる人はいません。

 

あるいは株は今は底値なのでここをじっくりと買い下がれば報われるという人もいれば底がどこか分からないのにこれらのやり方はリスクが

あるので反転してから参加するという考え方もあります。

 

その場その場で他人の言うことに右往左往することなく自分自身の方針に従って淡々と行動するのが吉だと思います。

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2020.02.29

息してる?

みなさん、こんにちは。

不安定な日本株を横目にNY市場はずっと堅調で強かったでした。先週後半くらいに頭が重い感じがしましたが

今週月曜日に日本が休日の時にNYのダウ工業株指数は1000ドル下がりました。このくらい下がるとびっくりする以外ないです。

ここで止まると思っていた人が多いと思いますが先週は毎日が暴落日でした。普通は日経平均は200円、NYは200ドル下げても大幅下落になりますが500円、500ドルの下げなんかかわいいくらい爆下げの連続でした。これだけ暴落が続いたことは経験がありませんし今後長い期間語り継がれる日になるでしょう。日経平均、NYダウが一週間で10%以上下げたと思います。

 

買いポジションを持っている人は下げが急で強烈すぎてあっというまに多くの含み損を抱え込んだか、ロスを承知で手仕舞いした人が多かったのではないかと思います。今耐えている人はかなり大きな含み損を抱えて祈るだけしかできないと思います。

 

この下げは空売りが多く関わっているので買いポジションを持っている人はショートカバーで空売りした人が丸焼けになることを願うのみです。

ネットをみるとこんな暴落に遭いました。含み損が死ぬほどあります。どうしたらいいですか?

 

というようなものをみかけます。投資の原則は未来がわからない中で闘うということになるので闘いの判断を他人に委ねるということは

避けなければなりません。過去にも日経平均が1000円、NYが1000ドル安はあったので起こる起こらないは別にしてこうなったら

自分はどうするのはを考えておく必要があります。正解はありません。

 

下げで買い増しする

手仕舞いする

ナイフが地面に落ちるのを確認してから買い増しする

 

などがありますがどの方法もメリットデメリットがあります。メリットだらけの方法はありません。

祈ることはしないほうがいいです。

株式投資に一番大切なことは資金管理につきると思います。結果論になりますがこういうときにフルインベストメントはヤバイというか

資金管理がヘボかったということになります。資金管理をタイトにやればこの暴落でもロスを食らわないですみますし、あるいは空売りで

利益を挙げることができるかもしれません。

 

理想は空売りで利益を得て、その資金で相場が反転したら買いを行いここでも利益を得るということになります。

 

これで息が止まることなく退場しないで生き残ってください。

昨日はジャングボンドETFは暴落気味だったですが少しだけ戻しました。

米国10年債利回りは1.13%でした。株が売られて安全資産の米国国債が買われたということになります。

 

ただしNYダウ先物は100ドル以上戻しているしシカゴ日経平均先物は21,150円(先物夕場は20,550円)なので月曜日反騰するかも

しれませんが反騰を確認しないで焦って買うとまたやけどするかもしれません。初動を逃がしても確認してから行動するというようにしたほうがいいですね~

 

| | コメント (0)

2020.01.13

成功者のお節介(笑)

みなさん、こんにちは。

今年もよろしくお願いします。最近はFBでつぶやくことが多くブログのアップが減っています。

ビジネスを始めた頃に色々と助言をしてくれる人がいます。これはこれでありがたいですが迷惑なケースも多々あります。

特にそこそこ成功している思われるそれなりの年齢の人が迷惑なケースに当たる事が多いです。

おそらく自分自身のことを成功者だと思っているのでしょう。

迷惑なのは自分がやったやりかたを勧めてきます。

 

これは人によってあるいは経済の環境が違うので普遍的な方法はないのですがこれを否定すると

 

自分自身が否定されたように思うみたいでさらに強力にプッシュしてきてもっと酷くなるとフォローアップしてきます。

 

まず仕事を取るためには町内会に入って頻繁に参加したり商工会議所に入って・・・・要するに顔を売るのですね。

 

あるいは地元の銀行を訪ねて顔をつなぐ(英語でどういうんだろう(笑))

 

とかですね。

 

こういう言い方はいいかわかりませんが

 

たかが仕事もらうのにそこまでするんですか!

 

です。

 

これをやらないと自分のやり方が否定されたと思うのでまだやっていませんというとその反応は怖いものがあります。

 

面倒になると

 

私には私のやりかたがあるのでもし私が失敗したら自分のアドバイス無視したのであいつは失敗した・・・バカな奴だ・・・ということで笑えばいいじゃないですか・・・

 

 

というと黙ります。

 

ありがた迷惑はことってありますよね~

| | コメント (0)

2019.10.17

プットコールパリティー

コールオプションを買い思った通り日経平均先物が上昇すると利益が増えますが、よろこんでばかりいられない

ことがあります。例えば権利行使価格20,000円のコールオプションを買い日経平均先物が21,000円になったとすると

オプションの値段が値上がりし利益がでます。この利益を実現させようとすれば手仕舞いすればいいだけで今の

オプションの値段で売れば利益がでて終わりです。

 

ところがこういう日経平均先物がオプションの権利行使価格を比較的大きく上回る場合(コールの場合ですが)

ディープインザマネーといいます。(以下DIMといいます)

DIMになるとオプションの値段がなかなかつきません。例えばこのときのオプションの適正な値段が100円だと

すると50円で買いたい、200円で売りたいという人はいますがその間がいません。

100円で売るのは非常に難しくなります。

喜んでいるとこういうことになり売れなくなります。

そこでオプションは

コールの買い+プットの買い=先物の買い

という式がありこの例はコールの手仕舞いなので中学生の数学を思い出し

コールの買い=先物の買いープットの買い

となります(移項ですね)

今回はコールの売りなので右辺と左辺にマイナス1をかけて

コールの売り=先物の売り+プットの売り

ということなります。これをプットコールパリティーといいます。

コールの売りとプットの売りは最初に買ったオプションの権利行使価格になるのでこの例だと

権利行使価格が20,000円の時のコールを売り、プットを売り先物を売ればそれぞれ残高は残りますがその後

日経平均先物が騰がろうが下がろうか利益は固定されます。このままのポジションをキープしてSQ日に

強制決済されて終わりということになります。この手法はDIMになりオプションの板が薄い時に有効になります。

オプションをやる場合はプットコールパリティーは覚えておくべき手法だと思います。

| | コメント (0)

2019.09.28

引き出しを多く持とう

みなさん、こんにちは。

株式投資は相場が上にいくか下にいくかを当てるものであり当たればラッキー、外れればゲゲゲ(^_^;)ということになります。

例えば1000円で株を買ったとします。これが1100円になれば100円の利益になるし900円になれば100円の損失になります。

まず人間は未来を知ることができません。なんとなくこうなりそうだということはわかりますがこれは予測というよりは

思惑になります。

例えば米国10年債の利回りが上昇してきて為替が円安になってくると株は騰がりそうだというのはわかりますが上昇トレンドでも

一方的に未来永劫に騰がり続けるわけではありません。逆に米国10年債利回りが低下して為替が円高になるとこれは株は下がるかな

くらいはわかりますがこれがわかれば必ず勝てるということにはなりません。この程度の知識は資金管理のために有効であると思いますが

それ以上の利用方法は難しです。

 

普通の投資は現金を使って買いから入ります。ところが去年のクリスマスの暴落(これで死ぬような目に遭った人は多いと思いますが(笑))になると持っている銘柄を投げるか耐えた場合は塩漬け漬物石覚悟になります。

まず上昇相場、下落相場の両方で取れるようにしておいたほうがいいです。下落相場で取るには空売りになります。空売りというと怖いイメージがありますが相場が上にいくか下にいくか当てる場合は必ず手仕舞いラインを設定しておく必要があります。

手仕舞いラインの設定は人それぞれでチャートが読めるひとはチャートで設定すればいいと思います。例えば買いの場合は25日平均線を割り込んだら手仕舞いとか25日だとロスが大きいので5日線を割り込んだらとか以前の高値と安値との幅の38.2%以上下落したら手仕舞いとか色々あります。チャートが読めない人は買値から5%下がったら手仕舞いとかいうようなルールが必要で可能であれば株を買ったり空売りしたりしときにその値段で逆指し値をしておくのが必要です。私は投資した後にすぐに逆指し値を入れるようにします。

空売りは違和感ある人がいるかもしれませんがここまでは上にいくか下にいくかを当てる方法です。いくら手仕舞いラインを設定しても例えば休日に

トランプが中国の関税上げてやる!

 

といった場合に翌月曜日は大きく下げる事が予想できますが何もできません。

 

そこで例えばですが1000円で株を買ったとして株の利益を株価が1200円以上になったらそれ以降の利益は諦めるという

ようにすると相場は逆にいったとき損失を緩和できたり限定できたりする方法があります。必ず勝てるとかいう方法はないと思いますが

逆にいったときにあるいは休日にトランプがすごいこといっても損失を限定にする方法があります。

それはオプションと有価証券オプション(通称株オプ)になります。

 

これは次回に続く

| | コメント (0)

2019.08.01

ガンマ侮るべからず

みなさん、こんにちは。

オプションを勉強しだすとデルタとセータは簡単に理解できます。デルタは日経平均先物が動く度にそれがオプション価格に

どのくらいの影響を与えるかを表します。例えばデルタ0.3というと日経平均が100円上下するとオプション価格は30円

上下するということになります。セータは例えば今日経平均が21,000円だとします。権利行使価格22,000円のオプション料が100円だと

します。これは今現在日経平均先物が21,000円で買えるのに22,000円で買う人はいませんから本来このオプションの価値は0なのですが

ひょっとしたら22,000円まで騰がるかも・・・という期待があるので100円という値段がついています。この場合は本質的価値0で

時間的価値が100になります。もしSQ日に日経平均がこのオプションの権利行使価格の22,000円に到達しなけばオプションの価値は0に

なります。このオプションの時間的価値が一日にどのくらい減っていくのかがセータで表します。

 

例えばこれだけだと日経平均が一日で300円以上上昇したとしてデルタが0.3、セータが7だとするとこの

オプションは300×0.3-7=83となり83だけ上昇するということになります。

これだとそれほど難しくはありません。ところがオプションはこのほかにガンマというのがあります。

 

これは日経平均が〇〇円動くとオプションに与える影響を示します。例えば日経平均が1円動くとガンマは0.00025だとすると

日経平均が100円動くと(実際のガンマはこんなレベルです)

(100×100)/2*.00025=1.25だけ動きます。これは1からNまでの和を(1/2)(N(N+1)になりますがN+1が面倒なのでN

に変えて計算しました。日経平均が100くらいなら1円くらいですが300円になると11円くらいオプション料に影響してきます。

暴落や暴騰があると侮れないレベルの影響額になります。ガンマのことはしっかり理解しましょう。

| | コメント (0)

2019.07.28

様々な要素

みなさん、こんにちは

オプションはヘッジに有効ですがわかりにくくさせているのにギリシア文字があります。

株や先物は騰がるか下がるかを当てるだけでした。この二者択一でも当てるのは難しいですし当て続けるのはさらに難しいです。

 

オプションは

デルタ

ガンマ

ベガ

セータ

 

というギリシャ文字があり(まだあるようですがこれだけで十分でしょう)

これのどれのリスクを取るのかで投資態度が決まります。

例えばヘッジ目的であれば先物を買った場合は下落に備えてプットオプションを買うというポジションを組むことができますし

オプションそのものの値上がり値下りで闘うこともできます。

 

ギリシア文字を全部説明するのは嫌なのでネットで調べてもらうとして・・・

 

相場が値上がりすると思えばコールを買います。

値下がりすると思えばプットを買います。

 

私見ですが先物を買うよりもコールを買ったほうが安全だと思います。

先物は買った後で下がるといくら損するかわかりませんがコールの買いは買った値段以上に損をすることはありません。

 

またオプションは

 

相場の上昇

相場の下落

だけではなく相場が動かないことでも利益を取ることができます(これはセータの影響です)

セータは時間的な価値が日が経つたびに減少していくことを表します。

例えばデルタは日経平均が1上昇するとオプションがどのくらい変化するのかを表します。

例えばデルタが0.3だとすると日経平均が100円動くとオプションは30円動くということになります。

このデルタのリスクを完全に排除することがポジションで表現することができます。

 

オプションを理解すると必ず利益を挙げられるというものではないですが闘いかたの幅が拡がり

損失を限定した上で取引できるので興味がある方は勉強したほうがいいと思います。

 

| | コメント (0)

«予想は当たらない